三井不動産、最新の物流施設「MFLP入間I」を竣工
2026年1月31日、埼玉県入間市において「三井不動産ロジスティクスパーク入間I(MFLP入間I)」が無事竣工し、2月5日に記念式典が行われました。この物流施設は、首都圏から広域配送が可能な圏央道入間ICに隣接する好立地にあり、近隣地域においては貴重なマルチテナント型の物流拠点となっています。
立地と施設の特長
MFLP入間Iは、中央自動車道と関越自動車道をつなぐ圏央道の入間ICに至近で、全国規模の配送拠点としての機能を果たします。延床面積は約86,800㎡、地上4階建てで、片面バースを採用した設計であり、これにより最大10テナントまで分割可能です。この設計は多様なビジネスニーズに応えるために大変柔軟です。また、防災に関する対策も充実しており、72時間対応の非常用発電設備を備えています。
地域への貢献
MFLP入間Iは、入間市と「災害時における地域防災力向上のための協定」を締結しました。この協定に基づき、施設は入間市に対して食料や物資の備蓄スペースを提供し、公的避難所としても機能する計画です。これにより、地域の防災機能を重点的に強化しています。
さらには、隣接する三井アウトレットパーク 入間との連携も進めており、災害時には同施設を臨時避難所として利用することが可能です。このような仕組みは、地域住民の安心感を大いに高めるでしょう。
環境への配慮
この施設では、約1.7MWの太陽光パネルが屋上に設置され、発電した余剰電力は三井アウトレットパークで活用されます。さらに、LED照明の導入やLow-Eガラスの使用により省エネにも力を入れています。これらの取り組みは、CASBEE Aランク、ZEBなどの環境認証の取得を目指すものです。
自然との共生
MFLP入間Iでは、敷地の約20%を森林として保全しています。地域の生態系を守りながら、入間市特有の植生を意識した植栽が施され、320本の高木が新たに植えられました。敷地内には自然を感じられる空間が設けられ、働く人々のストレス軽減にも寄与します。
働きやすい空間
内装は自然をテーマにしたデザインが施されており、富士山の景観を生かしたテラスやバルコニーが設置されています。特に、1階には入間市の特産品である狭山茶と左官技術を組み合わせたアートが取り入れられ、地域の文化を感じることができる空間となっています。このアートは、左官職人とともに1年以上の制作期間をかけています。
このように、「MFLP入間I」は、地域住民の安心・安全に寄与しながら、環境に配慮し、美しい景観を持つ物流拠点としての役割を果たします。今後も多くの企業にとって、働きやすく、地域と共生できるスペースとして期待されます。