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今年も世界中の子どもたちが競い合う国際ロボットコンテスト「WRO®（World Robot Olympiad）」が開催されます。11月末には、トルコのイズミルで行われるこの大会に、日本代表チームが派遣されることが決定しました。すでに日本国内では選抜大会が行われ、46名の選手とコーチを含む14チームが代表として選ばれました。

WROは2004年に誕生し、今年で21回目を迎える国際大会です。現在、約20,000チーム、60,000名以上の子どもたちが参加するこのコンテストは、ロボット技術やプログラミング技術を活用しながら、様々な課題に自律的に挑戦します。日本からも多くのチームが参加しており、今年は特に「ROBO MISSION」競技が盛況です。全国で実施された予選には700チーム以上がエントリーし、富山で行われた決勝大会では170チームが熱戦を繰り広げました。

今回選ばれた日本代表チームは、特に優れた技術を持つ選手たちが集まったチームであり、NPO法人WRO Japanが主催するチーム強化合宿でさらにスキルを磨きます。合宿では、ロボットの設計やプログラミングだけでなく、チームワークや表現力の向上にも力を入れています。日本代表は「チームJAPAN」として、国際大会に向けて一層結束を深める予定です。

また、WRO 2024の前には、イタリア・ブレシアで開催される「Open Championship Italy 2024」にも日本の4チームが参加します。この大会は、国際大会への参加機会を増やすことを目的としており、日本からも参加権を獲得したチームが選抜されています。選手たちは各々のテーマに基づいて自律型ロボットによる競技に挑み、世界中の子どもたちと交流を深める貴重な経験をすることが期待されます。

WROのランク付けや競技内容は毎年変わりますが、今年は特に「ROBO MISSION」や「ROBO SPORTS」といった多彩な競技が予定されており、参加国や地域も非常に多様です。アメリカやドイツ、日本をはじめとする国々が名を連ね、国際的な交流や技術の向上が期待されます。

日本代表チームがトルコでどのような成果を挙げるのか、今から楽しみです。子どもたちにとって、この大きな舞台での経験は、将来の科学技術への情熱や創造性に大いに寄与することでしょう。開かれた国際大会での成功を期待しつつ、選抜された選手たちの挑戦を応援したいと思います。

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