TEDxHimiで語る建築家
2018-01-09 12:20:01

山崎健太郎建築家がTEDxHimiで未来の保育園デザインを語る

TEDxHimiと山崎健太郎



最近、富山県氷見市において「TEDxHimi」が開催され、特に注目を集めたのが建築家の山崎健太郎氏の登壇です。彼は京都の『はくすい保育園』のデザインを手掛け、2015年にはグッドデザイン賞ベスト100や未来づくりデザイン賞を受賞、さらには2017年にはドイツの「iF DESIGN AWARD」で日本人初の建築部門最優秀賞を獲得しました。

TEDxHimiは「広める価値のあるアイディア」をテーマにしたイベントで、2015年から活動を始めました。今回のイベントでは、山崎氏を含む7名のアーティストや社会起業家が参加し、建築や地域との関わり、未来の建築についての意見を交わしました。この貴重なトークの様子が、日英字幕付きでYouTubeに公開されています。

山崎健太郎氏のビジョン



山崎氏は、その建築活動を通じて「地域の人に受け入れられない建築は、ただの迷惑なオブジェになってしまう」という信念を持っています。特に子供や高齢者、障がい者など、特別な居場所を必要とする人々に対して、真摯に向き合い、クライアントや地域住民と協力して建築の役割を模索しています。彼が手掛けたはくすい保育園も、その理念が具現化された作品です。この保育園では、地域特有の要素を取り入れ、利用者にとって居心地の良い空間となるよう工夫されています。

TEDxHimiの意義



TEDxHimiは、氷見という地域から世界に向けて新たなアイデアを発信する場でもあります。参加者は全国各地から集まり、互いに学び合うことで、地域の特性を活かしたさまざまな新しい視点を得ることができます。山崎氏が参加したことで、建築を通じた地域の未来づくりに対する関心が高まることが期待されています。

開催概要



サブジェクトを超えてさまざまな分野の専門家たちが集ったこのイベントは、2017年1月29日に氷見温泉郷くつろぎの宿うみあかりで開催されました。午前中には講演が行われ、午後には懇親会が設けられました。このようなイベントを通じて、人々が新たな発見をし、地域社会での共創を促進することが重要です。

山崎健太郎デザインワークショップ



山崎健太郎氏は、2008年に自身のデザインワークショップを設立し、以降多くのプロジェクトを手掛けてきました。また、講師としての活動も行い、次世代の建築家を育てることにも注力しています。バランスの取れた建築のあり方を提唱し、地域との協働を重視している彼の活動は、これからの建築界において非常に意義深いものとなるでしょう。

まとめ



山崎健太郎氏がTEDxHimiで語ったメッセージは、より良い社会を作るための建築の可能性を探るものでした。彼の活動や考え方は、単に美しい建物を作ることではなく、地域の人々と共に作り上げる文化を育むことがいかに重要かを再認識させてくれます。今後も彼やTEDxHimiに注目していきたいと思います。

会社情報

会社名
一級建築士事務所 株式会社 山﨑健太郎デザインワークショップ
住所
東京都中央区東日本橋3-12-7 鈴森ビル 4F
電話番号
03-6661-9898

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。