官民連携で進める発達支援の新たな展開
2026年2月11日、武蔵大学江古田キャンパスにて特定非営利活動法人ADDSとREADYFOR株式会社が主催するシンポジウム「大作戦会議2026 日本の発達支援の未来〜官民連携『次の一手』を探る〜」が開催されます。日本の発達支援には様々な課題があり、今回のシンポジウムではそれに対する新たなアプローチが模索されます。
発達支援の現状と課題について
日本における発達支援は、医療や福祉、保育、教育の間で分断が見られ、人材不足や人材育成の課題が取り上げられています。これらの要素が支援の質や一貫性に影響を及ぼしており、十分なサポートが行われないケースも少なくありません。特に、質の高い支援が求められる中で、特定の手法に偏ることなく、科学的根拠に基づいた支援方法が重要視されています。
真に質の高い発達支援は、親子の幸福感を尊重し、地域の環境に適した方法で子どもが安心して成長できる仕組みを作ることにあります。そのため、発達支援の根本的な価値を再評価し、官民連携による新たな施策がテーマにされる本シンポジウムは、まさにその出発点となることでしょう。
多様な視点を持つ登壇者が集結
シンポジウム当日は、社会福祉法人麦の子会理事長、北川聡子氏やこども家庭庁の鈴木久也氏など、発達支援の現場で活躍する実践者や団体のリーダーたちが集結し、貴重な視点を提供します。また、当事者の声を大切にし、率直な議論が交わされることで、日本における発達支援の未来を描くためのヒントを見つける場となるでしょう。
開催概要と参加方法
シンポジウムの詳細は次の通りです:
- - 名称:大作戦会議2026 日本の発達支援の未来〜官民連携『次の一手』を探る〜
- - 日時:2026年2月11日(水・祝)13:00〜16:30(開場12:30)
- - 会場:武蔵大学 江古田キャンパス1号館 地下1002 シアター教室(東京都練馬区豊玉上1-26-1)
- - 参加費:無料
- - 主催:特定非営利活動法人ADDS、READYFOR株式会社
- - 協力:一般財団法人 日本民間公益活動連携機構(JANPIA)
参加は無料ですが、事前に申込みが必要です。詳細や申込はPeatixの募集ページで確認できます。
Peatix募集ページ
このシンポジウムは、ADDSおよびREADYFORが休眠預金を活用した助成プログラムの一環として行われており、発達障害支援の質の向上を目指した地域ネットワークの構築を推進しています。今後の発達支援がより豊かになるために、ぜひとも参加してみてはいかがでしょうか。