インフラ大賞受賞
2025-01-24 11:31:33

東洋建設が第8回インフラメンテナンス大賞を受賞し技術革新を実現

東洋建設が輝くインフラメンテナンス大賞



東洋建設株式会社が、今年の第8回インフラメンテナンス大賞において、国土交通大臣賞(技術開発部門)を受賞しました。この受賞は、同社が株式会社フェクト及び大成ロテック株式会社と共同開発した「港湾コンクリート構造物高機能型塗装ワンダーコーティングシステムW-MG」に対するものです。

インフラメンテナンス大賞の意義



インフラメンテナンス大賞は、日本国内のインフラの維持管理に関する優れた取り組みや技術開発を表彰するものです。受賞者は、これを通じて社会インフラのメンテナンス業界の向上を目指す事業者や団体、研究者などが広く紹介されます。今年度も、新たな技術や取り組みが集まり、多くの関心を集めました。

受賞した技術の特長



今回、受賞の対象となった「ワンダーコーティングシステムW-MG」は、これまで陸上の鉄筋コンクリート構造物での落書き防止や中性化対策に使われていたガラス質膜塗料を基盤として、港湾用に改良された透明な塗装技術なのです。この技術は、港湾施設に使用されるため、塩害や劣化を防ぐための有効な対策として、多くの利点を提供します。

特に、遮塩性、遮水性、すなわち水分や空気の侵入を防ぐ性能が高く、長期間にわたり鉄筋コンクリート部材を保護します。また、新設、既設の構造物やプレキャスト構造物に適用できる柔軟性もあり、幅広い使用が期待されています。

見える安心感



透明な塗料を使用することで、コンクリートの表面を観察しやすくなり、目視による点検が行いやすくなります。この特徴は、点検作業の効率化に寄与し、より効果的な維持管理を実現します。

加えて、この新しい塗装工法は、厳しい気象条件下でも品質を保ちながら作業を進められるように設計されています。驚くことに、1日で塗装作業を完了できる仕様になっているため、工期の短縮が可能なのです。

未来に向けた取り組み



東洋建設は、今後もインフラの長寿命化に寄与する技術を積極的に開発し、サステナブルな社会の実現に向けた努力を続けていく方針です。今回の受賞は、技術革新の重要性を再認識させ、業界全体の活性化にとっても大きな一歩となることでしょう。

表彰式では、東洋建設の代表ほか、共同開発した企業からも関係者が出席し、受賞の喜びを分かち合いました。これからも注目される技術の進展に期待が寄せられています。


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会社情報

会社名
東洋建設株式会社
住所
東京都千代田区神田神保町1-105神保町三井ビルディング
電話番号
03-6361-5450

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