鮫島正洋氏のアドバイザー就任
志本株式会社は、弁護士法人内田・鮫島法律事務所の代表パートナーである鮫島正洋氏がアドバイザーとして就任することを発表しました。鮫島氏は知財や法務の専門家として、数多くのスタートアップへの技術法務面での支援を行ってきた実績があります。そして、「下町ロケット」に登場する神谷弁護士のモデルとしても知られています。
このアドバイザー就任により、志本株式会社は知財戦略の面での経営支援能力を一層強化し、投資先企業に対する多面的な価値向上を図ることを目指しています。これにより、同社の投資活動がより効果的になり、地域経済の発展に寄与することが期待されます。
鮫島正洋氏のプロフィール
鮫島正洋氏は1963年1月8日に生まれ、東京工業大学金属工学科を卒業しています。卒業後は藤倉電線(現フジクラ)でエンジニアとしてキャリアをスタートし、1992年に弁理士登録を果たしました。その後、日本アイ・ビー・エムで知的財産業務を経験し、1999年には弁護士登録を行います。
2004年に内田・鮫島法律事務所を設立し、現在はその代表を務めています。鮫島氏は弁護士としての活動だけでなく、知財戦略や知財マネジメント、知財政策などの分野でも広く貢献し、2012年には知財功労賞を受賞しています。また、オープンイノベーションに関連する政府の委員も歴任しており、その知見は多岐にわたります。
志本株式会社のミッション
志本株式会社は、所在地が東京都港区にある新鋭のプライベートエクイティ投資会社です。創業者でCEOの三浦亜美氏が発起人となり、「社会的価値の最大化」を最大の目的としています。従来のプライベートエクイティ投資にはなかったアプローチを取り入れ、国内のエクイティファイナンスの裾野を広げることを目指しています。
同社は、多くの中小企業が投資対象から外れてしまう現状を打破し、短期的な利益の追求だけではなく、長期的な社会的利益の最大化に注力しています。SDGs(持続可能な開発目標)やESG投資への関心が高まる中で、株主利益の最大化に固執せず、地域経済の発展と持続可能な社会の実現を目指した投資活動に邁進します。
このように、鮫島正洋氏の加入と志本株式会社の取り組みは、知財戦略を通じた地域経済の活性化に大きな期待が寄せられています。今後の動向に注目です。
公式ウェブサイト
志本株式会社