宮崎の新スイーツ『宮崎バターケーキ』の魅力
人気スイーツ『宮崎バターサンド』を手掛ける菓te-riが、6月24日に新商品『宮崎バターケーキ』を発売しました。この新たなスイーツは、宮崎県高千穂の発酵バターを使用した贅沢なバターケーキです。
商品ラインナップと販売情報
今回発売された『宮崎バターケーキ』は、プレーン、栗、柚子の3種類。それぞれの価格は270円(税込)で、販売は宮崎空港の燦々市場、椎葉村の菓te-ri店舗、さらにオンラインでも購入可能です。特にオンラインストアでは、手軽に購入できるため、遠方に住んでいる方も楽しむことができます。
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発酵バターの魅力
高千穂発酵バターは、36時間かけて原料の生クリームを発酵熟成させたもので、バター独特の風味が引き立っています。個包装を開けた瞬間から広がる香りは、贅沢なひとときを演出します。また、使用されるその他の食材も全て宮崎県産にこだわっており、地域の魅力を存分に活かしています。
商品開発の背景
昨年9月に襲来した台風14号は、宮崎県に多大な影響を及ぼしました。特に椎葉村を含む山間部では、栗と柚子の収穫に甚大な被害がありました。この状況を受け、菓te-riは地域の生産者を支援するため、これらの食材を用いて新たな商品を開発することを決定しました。「生産者を応援したい」という思いを込めて、地元の食材を使用したスイーツを作り上げたのです。
地元素材の特性
宮崎県は栗の生産量で全国6位、柚子は全国4位を誇ります。この地域特有の寒暖差が、栗の美味しさを引き出し、また柚子は昔から地元に親しまれている果物です。これらの食材を用いることで、宮崎の地元産品の素晴らしさを多くの人に知ってもらえることでしょう。
企業理念と代表の思い
菓te-riの代表、椎葉昌史氏は椎葉村出身で、地元への貢献を強く望んでいます。東京での飲食業を経た後、地元にUターンし、蕎麦職人としての経験を生かしながら多数の受賞歴を持つ商品を手掛けました。彼の情熱が形となった『宮崎バターケーキ』は、地域課題の解決や新しい食文化の創造に貢献することを目指しています。
店舗情報と今後の展望
菓te-riは2019年に設立され、地域の助け合いをモットーに事業を展開しています。新型コロナウイルスの影響を受けながらも、地域の食材を生かした商品開発を続け、今後も新たな挑戦を続けることでしょう。
新しい『宮崎バターケーキ』の魅力を、ぜひあなたも体験してみてはいかがでしょうか。地元の味わいを存分に楽しめる一品です。