工芸の未来探求
2021-06-08 11:00:00

北陸工芸の祭典「GO FOR KOGEI 2021」工芸の未来を探るイベント開催

北陸工芸の祭典「GO FOR KOGEI 2021」について



工芸文化の発信を目指す「GO FOR KOGEI 2021」が開催されます。今年のテーマは「工芸の時代、新しい日常」です。富山、石川、福井の北陸地方は、23品目の国指定伝統工芸品を抱える文化の宝庫で、多くの職人や作家が活躍しています。この祭典は、彼らの技術と創造性を広く伝えるための大切な場となっています。

特別展の内容



今年の祭典では、特に注目すべきふたつの特別展が開催されます。一つ目は「工芸的な美しさの行方」です。ここでは、工芸と現代アート、そしてアール・ブリュットが交差する試みが展開されます。20名の作家たちによる作品が、富山、石川、福井の重要文化財を有する寺社に展示され、訪れる人々に独自の視覚体験を提供します。この展覧会では、工芸の特性を活かした技術の探求が、上手さや下手さの枠を越えて、新しいアート表現として発展していく様子が示されます。

二つ目は「工芸×Design 13人のディレクターが描く工芸のある暮らしの姿」です。13名の多様なディレクターが、北陸の工芸作家と共同で暮らしに根ざした工芸の概念を再考し、プロトタイプや制作過程を展示します。このプロジェクトは、コロナの影響で変化した生活様式にも適応し、新たな工芸のあり方を示すことを目指します。

その他のプログラム



祭典では、北陸の工房をオンラインで巡るライブ配信や、実際に各県で開催される7つの工芸祭を楽しめるスタンプラリーも予定されています。これらのプログラムを通じて、工芸の魅力をより身近に感じられることでしょう。参加者は、工芸とデザインの融合に触れながら、新しい生活様式の中での工芸の役割について、深く考える機会を得られます。

イベント詳細



「GO FOR KOGEI 2021」は、2021年9月10日から10月24日までの期間で行われます。入場は有料ですが、一部は無料で提供されるプログラムもあります。主催は、北陸工芸プラットフォーム実行委員会、文化庁、日本芸術文化振興会などの多くの団体が協力しています。現代の工芸がどのように変容しているかを、ぜひこの機会に体験してみてください。

北陸工芸の祭典は、ただの展示会ではなく、地域の文化や技術、そして未来に向けた創造的な活動を体感することができる貴重なイベントです。参加することで、あなたのライフスタイルにも新しい視点をもたらすことができるかもしれません。観覧にはチケットが必要なため、事前に情報をご確認の上、お越しください。

会社情報

会社名
認定NPO法人趣都金澤
住所
石川県金沢市下本多町6番丁40-1
電話番号

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