東京タワーでの熱中症対策プロジェクト
新たに始まった熱中症予防声かけプロジェクトの一環として、伊藤忠ファッションシステム(以下、IFS)がサントリー及び東京タワーと連携し、東京タワー内で「東京タワーハイボールガーデン2025」のスタッフ向けに-10℃冷却機能を持つ「ひと涼みTシャツ」を提供することが発表されました。
官民一体の取り組み
このプロジェクトは、官民の協力により熱中症のリスクを軽減し、日常的な暑さ対策を強化することを目的としています。最近の日本では、夏の高温が常態化しており、熱中症のリスクが増大しています。特に屋外で活動の多いスタッフが熱中症にかかるリスクを軽減するため、IFSはサントリーと共に、このプロジェクトを立ち上げました。
新しい暑さ対策Tシャツ
提供される「ひと涼みTシャツ」は、衣服の速乾性と気化冷却機能により、汗を素早く吸収し、瞬時に乾燥。生地が肌に触れた時に冷たく感じるため、猛暑の中でも快適に作業を行うことができます。また、汗が蒸発する際の気化熱を利用して肌を冷却する機能も備えています。
提供されるTシャツのデザインは、そのコラボレーションを直感的に感じさせる色合いやスタイルに仕上がっています。
具体的な実施内容
このプロジェクトは、東京タワーでの「ハイボールガーデン」において、2025年の8月26日よりスタッフユニフォームとして提供が開始されます。この期間中、スタッフは「ひと涼みTシャツ」を着用し、来店客へも熱中症予防の声掛けを行います。これにより、来場者が自身の健康を意識するきっかけともなります。
熱中症予防のための広がり
熱中症予防声かけプロジェクトは、2011年に発足し、今年で15年目を迎える取り組みです。全国の自治体や企業との連携を強化し、医師や教育者からなる実行委員会が啓発活動を展開しています。現在のところ、1415の自治体や5899を超える企業が賛同しており、このプロジェクトは日本全土に波及しています。
「声をかける」というコミュニケーションの力を通じて、熱中症による死亡者をゼロにするという目標に向かって進んでいます。
プロジェクトの今後
今後も引き続き、さまざまな企業と連携し、各々の強みを活かした共創型の啓発活動を推進していく予定です。この取り組みが、日本社会全体における熱中症対策の模範となることを期待しています。
詳細な情報やお問い合わせは、
プロジェクト公式WEBサイトをご覧ください。