新しいスタイルのクラウドソーシングサービス『Casusult』が登場

SNS型クラウドソーシング『Casusult（カジュサル）』ベータ版ローンチ

2025年6月2日、東京都渋谷区に本社を置く株式会社きがるなが、新しいクラウドソーシングプラットフォーム『Casusult（カジュサル）』のベータ版を発表しました。これにより、自己PRをSNSの形式で行い、直接的に仕事に結びつける新たなスタイルのサービスが世に出ることになりました。

Casusultの概要

このサービスは、ただのスキル評価ではなく、ワーカー個人の人柄や思想に共感する形でクライアントと結びつく仕組みを持っています。これまでのクラウドソーシングプラットフォームでは、表面的なスキルや過去の実績だけが重視され、「自分らしさ」を発信するのが難しいという問題がありましたが、Casusultはこの課題を解決するために設計されています。

1. サービスの機能

SNS投稿による営業活動

1つ目の大きな特徴は、発信したテキストや画像が自己PRにもなるという点です。アクティブに自分のスキルや実績をSNS投稿することができ、これがクライアントの仕事依頼に繋がります。

審査制による信頼性

2つ目は、ワーカーの登録が審査制であることです。本人確認や事業実績などが審査され、信頼性の高い人材のみがプラットフォームで活動できるため、クライアントも安心して依頼を行うことができます。

多様な契約エンジン

また、クライアントはワーカーの投稿やプロフィール、プランを通じて自由に業務を依頼できます。公募や直接依頼、プラン提案など、利用者のニーズに応じた柔軟な受発注システムが魅力です。

専用チャット機能

業務が成立した後は、専用チャット機能を利用して納期や報酬、成果物についてのやり取りを直感的に行えるため、作業効率も向上します。

開発の背景

現在、働き方や人々の仕事に対する意識は多様化しています。スキルのみならず「人柄や考え」を含めてメンバーを選ぶことが重視される時代。自分をどう見せるかがますます大切になってきています。

そんな中、Casusultは日本の文化的背景を考慮に入れ、投稿を通じて自然に自己PRする仕組みを探求しました。このプロセスにより、ユーザーは本来の自分を発信しやすくなります。

今後の展望

Casusultはまだ始まったばかりですが、今後の計画には正式版のローンチや決済機能、モバイルアプリの提供などが盛り込まれています。これらの機能が実装されることで、さらに高いマッチング効率が期待されます。また、ユーザーのフィードバックを元に機能の改善を続け、「発信が営業になる」新たな働き方をサポートしていく方針です。