ミダス財団の新たな挑戦
ミダス財団は、東南アジアの貧困地域における教育支援活動に力を入れています。2020年には、ベトナムでNa Khoang Elementary Schoolの建て替えを完了し、地域のニーズに応える取り組みを実施しました。旧校舎は老朽化が進み、倒壊の危険があったため、地域住民協力のもと、竹を活用した新たな校舎が完成しました。これにより、生徒数が倍増し、環境の改善が図られました。
現在の取り組み
その後、ミダス財団は現地のヒアリングから、ベトナムの貧困地域においてさらに多くの学校建設の必要性があることを認識しました。これを受け、現在、新たに5校の小学校及び中学校の建て替えを行うことを決定しました。対象地域は、ハザン省とディエンビエン省で、これらは電気や清潔な水など基本的なインフラが整っていない地域です。
新学校の建設を通じて、教育の質向上を図るとともに、周辺地域の環境整備も同時に行う計画です。これにより、多角的な支援が進み、子どもたちの学びやすい環境を整えていくことを目指しています。
設計と完成予定
学校建設の設計については、現地の建築家やベトナム大使館と連携し、地域特有のニーズに応じたプランを策定中です。このプロセスでは、現地の人々の意見も大切にし、実際の環境や文化に配慮した設計が進められています。2022年度内の完成を目指しており、教育環境の大幅な改善が期待されています。
支援活動の拡大
さらに、株式会社ミダスキャピタルが毎年の売上の一部をミダス財団に寄付する取り組みを継続しており、今年度から新たに吉村英毅代表理事が自身の資産管理会社を通じて毎年1億円の追加寄付を行うことも決定しました。この資金は、教育支援活動のさらなる拡大に充てられ、ベトナム以外の地域でも支援活動を広げる予定です。
ミダス財団について
一般財団法人ミダス財団は、東京都に本社を置き、2019年に設立されました。代表理事の吉村英毅は、教育支援を通じて社会課題の解決に向けた取り組みを行っています。今後も、日本とベトナムをつなぐ架け橋として、多くの子どもたちに教育の機会を提供し続けることでしょう。
詳細については、公式ウェブサイトをご覧ください。
ミダス財団