SNS防犯動画の制作背景
千葉県にある城西国際大学で、福祉総合学部の森山拓也准教授のゼミに所属する4年生の8人が、千葉県警察生活安全部少年課と協力して、SNS投稿の危険性をテーマにした啓発動画を制作しました。その名も「その写真載せても大丈夫ですか?」。これは、SNSにおける何気ない写真の投稿が犯罪被害を引き起こす可能性があることを伝えようとするものです。
このプロジェクトは、中里優那さんが千葉県警察の学生サポーターとして活動していることからスタートしました。彼女がゼミでこの企画を提案し、学生たちの合意を得て制作が始まりました。
完成までの道のり
制作は2025年11月に始まりました。ゼミ生たちはテーマ設定やシナリオの作成、撮影用の絵コンテ作りなどの作業を何度も重ねて進めていきました。実際の撮影は2026年3月に学内で行われ、その後、同月下旬に動画が完成しました。動画では、若者がSNSを利用する際に直面する危険や心配事が描かれており、視聴者に立ち止まって考えることの重要性が伝えられています。
主役の一人として出演した金崎富斗さんは、制作を通じて個人情報の扱いについての意識が深まったと述べています。話し合いを重ねる中でお互いのアイデアを引き出し、より良い作品を作り上げることができたことに手応えを感じているとのことです。
さらに、中里さんもゼミメンバーとの制作活動が貴重な経験であったと振り返り、完成品が中学生向けのSNS防犯動画としてどのように役立ってほしいかを語っていました。彼女は、このような啓発を通じて、若者たちがSNSを利用する際により安全に行動できるようになることを願っています。
SNS防防犯動画の公開
この動画は、10月13日に千葉県警察公式YouTubeチャンネルに公開されました。今後、この動画は県内の小・中学生に向けて更なる配信を予定しており、若者たちがSNSを利用する際の危険について、意識を高めるきっかけとなりそうです。千葉県警察は、これまでもリーフレットを通じた注意喚起を行ってきましたが、SNS動画という新しい手法により、より多くの若者にメッセージを届けたいと考えています。
まとめ
城西国際大学の学生たちが協力し合って造り上げたこのSNS防犯動画は、ただの映像作品に留まらず、若者たちの意識を変える大きな可能性を秘めています。SNSは現代のコミュニケーションの一環として欠かせないものですが、その利用に潜む危険について考えることは非常に重要です。この動画が多くの人々に見られ、SNS利用時の注意喚起となることを願っています。