箱根・仙石原きたの風茶寮の冬のお献立
箱根・仙石原に位置するきたの風茶寮では、2024年冬の特別なお献立「きたの風茶寮わ・ヌーベル・キュイジーヌ・ジュウエ・デュ・イヴェール」がスタートします。テーマは、和と洋の融合であり、フランス語の「ジュウエ」が「奏でる」、「イヴェール」が「冬」を意味することから、食材本来の魅力と調理技法を駆使した料理が展開されます。
料理長の鈴木氏が作り上げるこのお献立は、まさに五感で味わう至福の時間を演出します。冬の旬の食材を使った料理は、まるで冬の音楽会のような仕上がりで、それぞれの料理が奏でるリズムを楽しむことができます。
旬菜:「わ・イヴェール・キュイジーヌ」
この季節の特別なお料理である「わ・イヴェール・キュイジーヌ」は、飴細工で作られた寒椿が立体的に表現され、まるで楽譜のような盛り付けが施されています。料理の主題は「ジュレ」であり、食材の個性が重なり合って奏でる音色は、音楽のように調和しながらとても繊細です。
具体的には、ガラス製の器に盛られた洋風ジュノベーゼと和出汁をベースにした透き通ったジュレ。中には、駿河湾からの新鮮な本エビとクリーミーなマスカルポーネが隠れており、見た目とは裏腹にトマトの味わいが楽しめる不思議な体験が待っています。
強肴:富良野牛ローストビーフのすき煮風
続いて、冬にピッタリな肉料理が登場します。それは、和食の定番・すき焼きの旨味を洋風のローストビーフと組み合わせた一品です。温泉卵や柚子胡椒を用いることで、自分好みの風味を楽しむことができます。料理長の鈴木氏が推奨する食べ方は、温玉と柚子胡椒を絡めた葱で肉を巻いて食べるスタイルで、ぜひお試しください。
煮物:昆布森産タラ白子と冬野菜
次に紹介するのは、昆布森産のタラ白子と冬野菜の煮物。特製の鰹出汁で仕上げられており、濃厚な白子の味わいと、凍てついた冬にぴったりのお出汁の味が楽しめます。お好みで酢橘を絞ると、よりさっぱりとした味わいが引き立ちます。
この冬の献立は、料理長鈴木が日本料理の基本とその変化を探求していく中で生まれたものです。一つ一つの料理がもたらす感動を、是非体験してみてください。
また、きたの風茶寮では2025年3月31日まで一緒に楽しめるイルミネーションも開催中です。この機会に冬の美食と共に、非日常的なひとときをお過ごしください。
予約は公式サイトから行えますので、お早めにご連絡を!
ご予約はこちらから