スピ活とは?推し活層の意識調査
最近、SNSを中心に広がりを見せている『スピ活』ですが、皆さんはその意味を深く考えたことはありますか?スピ活とは、スピリチュアル活動の略で、推し活(自身の好きなアイドルやキャラクターの応援活動)に関連する様々な精神的な活動を指します。今回は、推し活層を対象にした「推し活×スピ活」に関する調査結果に基づき、どのようにスピ活が浸透しているのかを解説していきます。
調査概要
この調査は、1月14日から1月17日にかけて、Instagramの「推し活応援メディアOshicoco」をフォローしている503名の推し活層を対象に行いました。推し活とスピ活がどのように結びついているかを探るために、率直な意見を集めました。
結果、実に44.0%の参加者が推し活に関連したスピ活を実践していることが分かりました。この数字は、2025年の調査結果と比較しても増加傾向にあり、スピ活が多くのファンに受け入れられている様子がうかがえます。
参拝の動機とその傾向
参加者にスピ活を行う動機を尋ねたところ、1位にランクインしたのは「ライブ・イベントの当選祈願」で、なんと70.1%がこの目的を挙げました。年末年始の初詣も52.2%、良席・神席を願うときが44.8%という結果となり、一般的なスピリチュアル活動とは異なり、推し活層はより現実的な場面でスピ活を取り入れていることがわかります。
実際、これらの行動は「習慣・ルーティン」として定着しているらしく、全体の22%の人々が日常的にスピ活を行っているという結果も得られました。
様々なスピ活の形
調査の中で、推し活に関連する具体的なスピ活についても聞いてみました。すると、79.1%が「神社・お寺への参拝」を経験していると回答し、62.7%が「お守りや御札を購入」、46.3%が「絵馬を書く」といった伝統的な活動が根強い人気を誇っていることが分かります。しかし、一方でスピリチュアル系アクティビティも注目されており、現代的な「お清めスプレー」や「待ち受け設定」なども少なからず浸透している様子が見て取れます。
特定のSNSアカウント、いわゆるホビ垢(趣味専用アカウント)では、推し活にまつわるスピ活の様子を発信し、ファンの間での情報共有が盛んに行われています。こうしたアカウントで、映える写真にお守りや御札を持たせることで、さらなる関心を集めているのです。
参拝を行う頻度と傾向
調査結果によれば、推し活目的での参拝頻度については、「年に1回程度」が最も多く、32.8%の人々がこの回答を選びました。年間を通じてほとんど行かないという人も25.4%いるため、多くは特定のタイミングで参拝を行うことが分かります。このことから、参拝は日常的な習慣というよりも、特別なイベントに連動した行動が多いと考えられます。
反対に、年7回以上の頻度で参拝するコアファンも存在しており、彼らは推しの全公演の成功を願ったりと、楽しみ方には様々なスタンスが生まれています。
スピ活関連の支出動向
さらに、スピ活に関連してお金を使ったことがありますか?という質問に対する回答では、77.6%が「お守り」にお金を投じており、次いで46.3%が「絵馬」、25.4%が「お清めスプレー」と続く結果になりました。これは、物理的に「所有」することで安心感を得たいという心理の現れかもしれません。
特に軽い支出としては、年間で3,000円未満という回答が全体の60%を超え、比較的カジュアルな活動方法が主流であることが分かります。推し活は、財務的にも無理なく継続できる要素の一つになっています。
さいごに
このように、現代の推し活層にとってスピ活は、ライブやイベントにおける当選という具体的な目標に向けた、ポジティブな自己ケアとしての機能を果たしていることが分かりました。また、スピ活の広がりは、単なる流行ではなく、彼らの生活にしっかりと根付いていることを実感しました。これからもスピ活のトレンドがどのように進化していくのか、注目していきたいと思います。