バイオマス発電装置契約
2014-05-08 13:16:33

国内初のFIT対応型コージェネレーション木質バイオマス発電装置の契約締結

国内初!FIT対応型コージネレーション木質バイオマス発電装置の販売契約締結



2014年5月7日、株式会社ZEエナジーは、会員向け通信販売事業を展開する株式会社ケフィア事業振興会の子会社であるかぶちゃん電力株式会社との間で、360kwの木質バイオマス発電装置の売買契約を締結しました。これは、国内初の固定価格買取制度(FIT)に対応したコージェネレーション型の小型発電システムの提供となり、環境に配慮した持続可能なエネルギーの供給を目指す重要な一歩です。

売買契約の背景


ZEエナジーは、その特有の「コンパクトバイオマス発電」により優れた発電効率を実現し、さらに排熱利用の可能性を秘めています。今回の契約に至った経緯には、長野県飯田市において事業を展開するかぶちゃん電力株式会社との連携が大きく影響しています。

新たに提供する装置は、間伐された木材のみを燃料とするもので、ガスエンジンによるガス化発電を行います。また、排熱は間伐材チップの乾燥に使用されるため、資源を効率的に活用することが可能です。これにより、より環境に優しいエネルギー生産が実現します。

さらなる展望


今回は360kwの発電装置の提供契約を行いましたが、今後は様々な大きさ(180kwから2000kwまで)の発電所を全国に展開する計画があります。加えて、排熱だけでなく、排出される二酸化炭素を利用した植物工場の設置も視野に入れており、トリジェネレーション型の小型発電システムへと進化させる考えです。この多角的アプローチは、地域の発展にも寄与すると共に、社業の更なる成長を促すものになると期待されています。

契約の詳細


  • - 事業主体: かぶちゃん電力株式会社
  • - 建設地: 長野県飯田市(かぶちゃん村敷地内)
  • - 稼働開始予定: 2015年2月末より売電開始
  • - 設備規模: 360kwの発電に加え、廃熱乾燥機を併設

この契約は、ZEエナジーとその事業パートナーにとって、持続可能なエネルギー供給の実現に向けた大きな一歩となるでしょう。バイオマス発電は、誰もが利用できる自然エネルギーの重要な選択肢として、今後ますます注目されていくことでしょう。

共に新しいエネルギーの未来をつくっていく姿勢を持った企業同士の連携は、社会全体の発展にもつながります。将来的には、より多くの地域でこのような取り組みが広がり、持続可能な社会の実現に向けた取り組みが進んでいくことを願っています。

会社情報

会社名
株式会社 ZEエナジー
住所
東京都港区浜松町1-10-14住友東新橋ビル3号館7階
電話番号
03-6432-4331

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。