freee、組織変更を便利にする新機能の提供開始
フリー株式会社が、各種プロダクトにおいて「組織図の改編機能」を導入しました。この新機能により、組織変更に伴う所属や部門の変更が日時指定で予約できるようになります。これにより、社員の業務を止めることなく、必要な手続きを効率的に行うことが可能になります。
組織変更の迅速な反映
これまでの組織変更においては、申請を行う際に基準日を設定する必要があり、組織変更の反映が申請締め日まで行えず、多くの手続きが滞ってしまうことがありました。特に、50名以上の従業員がいる企業では、組織変更の反映を1営業日以内に終わらせることが難しく、結果として経費申請などが数日間できないという問題が生じていました。
今回の機能追加により、申請する日付に応じて新たな申請経路が自動的に反映されるため、従業員が業務を行っている間でもスムーズな変更が可能となります。この仕組みによって、組織変更に関する業務全体の効率性が劇的に向上することが期待されています。
組織図の改編機能「統合flow」とは?
この機能は、freeeが提供する「統合flow」というプロダクトの一部であり、業務フローを改善するための基盤となります。具体的には、組織変更の予定に伴なって、事前に未来の組織図を下書きとして準備できるため、実際に使用中の組織設定には影響を与えずに、効率的に反映作業を進めることができます。
Work flowの改善による利点
このような新たな機能は、申請プロセスを一層円滑にし、現行の業務フローを断絶させないという大きな魅力を持っています。実際の業務に対する影響を最小限に抑えることができるため、チーム全体の生産性向上にもつながります。具体的にどういったプロセスが改善されるかは、freeeが提供する正式な情報やサポートページにて確認することができます。
企業情報と今後の展望
フリー株式会社は、2012年に設立され、東京都品川区を本社としています。CEOである佐々木大輔氏の指導のもと、「スモールビジネスを、世界の主役に。」というビジョンを掲げ、統合型経営プラットフォームを構築しています。今後も日本発のSaaS型クラウドサービスとして、パートナー企業や金融機関との連携を強化し、ビジネスに対する「マジ価値」を提供し続けていくことでしょう。
新機能の導入は、企業だけでなく、そこで働く一人ひとりの業務環境に大きな変革をもたらす可能性を秘めています。