Modix社 新型「MAMA-1700」登場
株式会社システムクリエイトが2024年10月8日より、Modix社の大型ペレット式3Dプリンター「MAMA-1700」の国内販売をスタートします。この新しい3Dプリンターは、従来のフィラメント方式とは異なり、ペレットを使用することで、高速かつ低コストでの大規模な造形を実現しました。
高効率な造形
「MAMA-1700」は、造形サイズが1.7メートル×1.0メートル×1.0メートル(XYZ)と大きく、家具、看板、工業製品のプロトタイプ製作まで、さまざまな用途に対応しています。この3Dプリンターは、ペレットとフィラメントの両方に対応しており、多様な材料を使った大型造形が可能です。
2つの高性能エクストルーダー
MAMA-1700には2種類のエクストルーダーが標準装備されています。1つ目は「DYZE Design Pulsar」で、最大吐出量は3 kg/時、流量は500 mm³/sに達します。このエクストルーダーはPLA、ABS、TPE、TPUなどの一般的な材料はもちろん、木材やガラス繊維、炭素繊維といった特殊な材料にも対応しています。それにより、産業用途においても安心して使用できる信頼性を誇ります。
2つ目は「Griffin Ultra」で、こちらはフィラメント造形を専門としています。このプリントヘッドはWANの簡単な取り替えが可能で、1.75mmフィラメントを使用して500g/時以上の押出能力を持ちます。
製品スペック
- - 造形サイズ: 1700×1000×1000mm (XYZ)
- - 本体サイズ: 2100×1530×2350mm (XYZ)
- - 流量(Pulsar): 500 mm³/s、最大3 kg/時
- - ノズル(Pulsar): 3mm及び5mm(1mmオプション)
- - 流量(Griffin Ultra): 160 mm³/s、最大500g/時
- - ノズル(Griffin Ultra): 1.6mm(1.6mm以下オプション有)
- - 材料の互換性: PLA、ABS、TPE、TPU、PVA、HIPS、PC、PET、ナイロン、木材、ガラス繊維、炭素繊維入り、リサイクルオプション
Modix社とは
Modix社は、大型3Dプリンターの開発に特化した企業で、広範な造形ボリューム、高品質なパーツ、卓越したプリント精度を追求しています。世界中の製品開発者や産業企業が、彼らのアイデアを実物大で具現化できるよう、革新的なソリューションを提供しています。
- - 会社名: Modix modular technologies Ltd.
- - 代表者: エラン・エーラン
- - 設立年: 2017年
- - 本社所在地: イスラエル
- - 事業内容: 大型3Dプリンターの開発・販売
- - 公式サイト: Modix公式サイト
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