学校給食の競技大会、「全国学校給食甲子園」開催迫る
全国の学校給食施設がその腕前を競い合う「第13回全国学校給食甲子園」が、2018年12月8日(土)から9日(日)にかけて開催されます。今年も多くの学校が参加し、全国から選ばれた頂点が決定されるこの大会は、食育や食文化の重要性を広めることを目的としています。
開催概要
大会は兩日間にわたっておこなわれ、初日には出場校による食育授業コンテストとレセプションが実施されます。2日目には、午前中に開会式を行った後、調理の審査が行われ、午後には優勝校やその他の受賞者が発表されます。特に注目を集めているのは、インターネットライブ配信で行われる決勝戦の模様です。ファンや関係者は自宅からでもその雰囲気を楽しむことができます。
様々な賞が授与される
今回の大会では、優勝や準優勝の他にも各種特別賞が用意されており、合計で13点の賞が授与されます。特に「食育授業コンテスト最優秀賞」や「調理員特別賞」など、学校給食の質や教育的意義を認める賞が注目されています。また、子供たちの意見を反映させる「子ども審査特別賞」も設けられており、評価に多様性を持たせています。
出場校一覧
今年の大会には、全国各地から選ばれた代表校が出場します。
岩手県奥州市立水沢南小学校
福島県いわき市立勿来学校給食共同調理場
東京都日野市立日野第一小学校
神奈川県横須賀市立池上小学校
福井県春江坂井学校給食センター
長野県長谷学校給食共同調理場
岐阜県岐阜中央中学校給食共同調理場
兵庫県養父市学校給食センター
岡山県岡山県立岡山支援学校
徳島県吉野川市学校給食センター
佐賀県嬉野学校給食センター
熊本県八代市東陽学校給食センター
結果発表と資料提供
競技の結果はすべて、全国学校給食甲子園の公式HPにアップされる予定です。12月9日午後4時半ごろまでには全結果を見ることができ、写真や動画もHPから自由にダウンロード可能です。これにより、教育現場での教材としても使用することができ、食育推進に寄与することでしょう。
学校給食甲子園は、ただの食事提供を超えた教育活動として大切な役割を果たしています。未来を担う子どもたちの健やかな成長のために、ぜひ一緒に応援しましょう。