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コダシップは、チップ開発プロジェクトを促進するため、デザインIPと検証用IPを提供するSmartDVとの提携を発表しました。

今回の提携により、コダシップの提供するRISC-Vプロセッサシリーズは、SmartDVの幅広い周辺IPとの統合が可能になります。これにより、AI/ML、ワイヤレス、IoTなど、さまざまな業界において、チップ設計者はより簡単に、かつ効率的にカスタムコンピューティング開発を進められるようになります。

コダシップのRISC-Vプロセッサは、パワフルなプロセッサ設計自動化ツール「Codasip Studio」を使用することで、ニーズに合わせてカスタマイズすることができます。この柔軟性により、顧客はそれぞれのアプリケーションに最適なプロセッサを設計し、競争力を強化することが可能となります。

SmartDVは、標準規格に準拠したデザインIPと検証用IP（VIP）を幅広く提供しており、世界中のエレクトロニクス業界で広く採用されています。同社の製品は、ネットワーク、ストレージ、自動車、バス、MIPI、ディスプレイなど、さまざまなチッププロジェクトで使用されています。

コダシップ戦略・エコシステム担当副社長のMike Eftimakis氏は、「SmartDVは、最強の周辺IPポートフォリオを提供しています。当社のRISC-VプロセッサIPと組み合わせることで、カスタムコンピューティング開発を行うお客様は、完全なシステムを非常に単純化された方法で簡単に選択、設計、および調達できます。これこそが包括的なエコシステムの力です。」と述べています。

SmartDVの最高経営責任者であるErik Panu氏は、「今日のRISC-Vエコシステムの隆盛により、チップ設計者はプロセッサの設計に関して、これまで以上に多くの選択肢を持つことができるようになりました。コダシップとの提携は、RISC-Vのリーダーとしての立場だけでなく、両社がユーザーの成功の鍵となるカスタマイズに情熱を注いでいるという共通した認識を持っているという点に基づいています。」と述べています。

コダシップは、オープンなRISC-V ISAを活用したカスタムコンピューティング製品を提供することで、チップ開発者の製品差別化と競争力向上を支援しています。同社の製品は、すでに数十億台のデバイスで使用されており、今後もその技術革新は加速していくことが期待されます。

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