サウンド&アート展−見る音楽、聴く形
2021年11月6日から21日まで、アーツ千代田3331で開催される「サウンド&アート展」は、音と形をテーマにした作品が約40点展示されます。出展作品は、国内外のアーティストによるもので、未来派のルイージ・ルッソロの《イントナルモーリ》の複製から、昨今注目される藤田クレアの《Invisible soundscape ~version 1 : (1 + √5)/2+x~》まで、多岐にわたります。
多彩な作品が一堂に
本展では、音¹に加え、彫刻やインスタレーション作品など、視覚的にも楽しめるアートが集まります。特に注目なのは、音響工学を学んだベルナール・バシェ兄弟による音響彫刻作品です。音や形に対する独自の解釈が展開され、観客は新たなアートの楽しみ方を体験することができます。
音を体感する機会
一部の作品では、観客が実際に音を鳴らし、音作りを体験できます。ベルナール・バシェの「バシェの教育音具」や、金沢健一の《音のかけら》など、視覚と聴覚を刺激するインタラクティブな体験にぜひ参加してください。
素材と技法に注目
竹や木、金属など、多様な素材を用いた作品が展示されています。特に、大量生産品を使ったユニークな作品は、素材の特性を活かした新たな表現を追求しています。作家たちの創造的な視点が反映された作品にぜひご注目ください。
展示会の詳細
「サウンド&アート展」は、11月6日から21日までの12:00から18:00に開催されます。入場料金は一般1,200円、高校・大学生600円、中学生以下300円、未就学児は無料です。ただし、新型コロナウイルス感染症対策として、入場は日時指定予約制になっているため、早めにチケットを購入することをお勧めします。公式ウェブサイトでは、詳細な情報が確認できます。
イベント盛りだくさん
会期中は、出展アーティストによる講演やワークショップ、パフォーマンスが目白押しです。特別なコラボレーションパフォーマンスや、音楽づくりワークショップなど、参加者同士の交流が促進される機会も設けられています。音楽とアートの融合を体験するチャンスをお見逃しなく!
創造性を育む場
本展は、アートの新しい可能性を探る「クリエイティブ・アート実行委員会」によって企画されました。ここでは、視覚芸術と音楽が交差する場を提供し、参加者が自らの表現を見出すサポートを行います。音楽やアートに興味がある方々にとって、有意義な体験となることでしょう。
音と形の新たな世界を発見する「サウンド&アート展」。ぜひ会場で、その魅力を直接感じてみてください。