女性リーダーが集結
2016-10-19 16:44:21
女性リーダーが社会変革を導く!JWLI 2016 東京サミットの成功
JWLI 2016 東京サミットの開催
米フィッシュ・ファミリー財団が主催する「JWLI 2016 東京サミット」が実施され、女性の社会変革に熱心なリーダーたちが一堂に会しました。この会合では、グローバル・ギビングの創設者であり、米フォーリン・ポリシー誌が選定したグローバル思想家トップ100人に名を連ねる倉石真理氏が基調講演を担当しました。彼女の講演テーマは「世界規模で社会変革をリードする女性リーダー」で、この内容からもサミットの目的が明確に伝わります。
基調講演後には「女性がリードする米国と日本の社会変革」というテーマの全体パネルが行われました。この場では、日米の社会における文化や人種、性別を超えた多様性の重要性が語られ、参加者同士が信頼を築く対話を深めることが、起業や課題解決につながることが強調されました。サステイナブルな組織運営についても具体的な議論が繰り広げられました。
参加者からは、支援金配分に関する判断基準や、日本における女性のロールモデルと情報交換の方法に関する質問が寄せられ、パネリストたちは自身の経験をもとに貴重な意見をシェアしました。このように、実際に直面している問題に基づく実践的なディスカッションが展開されたことは、参加者にとって非常に意義深いものでした。
午後には多くの非営利セクターのスピーカーが登壇し、4つのグループに分かれてパネルディスカッションが行われました。ここでは米国におけるソーシャルセクターの現状と日本社会のダイバーシティ、子どもの貧困、東北復興活動など多様なテーマが扱われ、女性リーダーシップのもたらす社会変革の可能性が語り合われました。
JWLIの創設者である厚子・東光・フィッシュは、「社会貢献分野は有能な日本の女性たちによって大きく成長する分野であり、ここでの議論を通じて皆様がどのような貢献ができるかを考え、将来に向けて力を合わせることが重要です」と述べました。彼女は、官民、NPOが連携し、新たな社会の担い手として日本の未来を築くことの重要性を強調しました。
さらに、JWLIは「チャンピオン・オブ・チェンジ」アワードの導入を発表しました。これは、女性のリーダーシップを讃える新たな取り組みであり、今後の活動にさらなる期待が寄せられています。
JWLIプログラムを通じて、すでに40人以上の日本人女性がボストンの非営利団体やシモンズ大学で多様なスキルを身につけており、帰国後にはグローバルに活躍の場を広げています。彼女たちの経験が新たなイノベーションや社会貢献につながることが期待されています。今回のサミットは、女性が互いに学び合い、共に成長する重要な機会となりました。
会社情報
- 会社名
-
The Fish Family Foundation
- 住所
- Boston, MA0210975 State Street, 21st Floor
- 電話番号
-
617-428-3775