株式会社TOKIUMが導入した『AI 100K』制度とは
東京都中央区に本社を置く株式会社TOKIUMは、全ての開発者を対象にした新たな支援制度「AIツール活用支援制度」を発表しました。この制度は、開発者が仕事に必要なAIツールの費用を、月額最大10万円まで会社が負担するというもので、開発の生産性を高め、より質の高いサービスの提供を目的としています。
制度導入の背景
TOKIUMは以前から、「経理AIエージェント」に注力してきました。今年の5月にはこのサービスを開始し、ビジネスパーソンが日常的に行う経理作業から解放されることを目指しています。この取り組みは、業界全体の生産性向上に寄与することが期待されています。
また、同社はGitHub CopilotやDevinなどすでに多くのAIツールを積極的に取り入れてきた実績があります。これにより、プロダクト開発の効率を高めてきましたが、今回の支援制度によってその流れがさらに強化されることになります。
AIツール活用支援制度の詳細
新たに導入された「AIツール活用支援制度」では、開発者が自由に選べる生成AIツールやサービスが格段に増えます。具体的には、以下の内容が含まれています:
- - 対象: 業務委託やインターン生を含むすべての開発者
- - 内容: 開発業務に必要なAIツールの利用費用を月額最大10万円まで会社が負担
- - 使用できるツールは、TOKIUMのセキュリティポリシーに準拠している必要があります。 さらに、効果的にAIツールを活用するためのナレッジ共有やトレーニングも行われます。
TOKIUMの計画と取り組み
TOKIUMのCTOである西平氏は、この制度の導入にあたって重視したのは「効率化」ではなく「体験」であると語っています。AI技術は急速に進化しており、その恩恵を最大限に受けるためには、開発者が限られた予算内で自由に試行錯誤できる環境を整えることが重要だと考えています。
この制度を通じて創出される多様なユースケースは、社内のナレッジの循環や革新の源となります。自らの経験と失敗を共有しながら、最終的にはより良い成果物をお客様に提供できることを目指しています。
TOKIUMが目指す未来
TOKIUMでは、経理AIエージェントの事業が拡大する中で、新たな仲間を募集しています。興味のある方には、モダンな技術を利用した開発や革新に携わる機会があります。公式採用ページではインターンや新卒、中途の募集詳細が公開されています。
経理AIエージェント『TOKIUM』について
経理AIエージェントTOKIUMは、AIとプロスタッフが連携し、経理業務の効率化を図るサービスです。出張手配や承認、突合といった定型的な経理作業を自動化し、ビジネスパーソンがより重要な業務に集中できるようになります。
これまでに8,000人以上のオンラインオペレーターと、多年にわたるデータ処理のノウハウを駆使して高品質なサービスを迅速に提供してきた実績があります。
本サービスは特に中小・中堅企業に向けてデジタル労働力を提供し、企業の生産能力向上に貢献しています。詳細は公式ウェブサイトで確認できます:
経理AIエージェントTOKIUM
会社情報
- - 設立: 2012年6月26日
- - 代表取締役: 黒﨑賢一
- - 所在地: 東京都中央区銀座6丁目18-2 野村不動産銀座ビル12階
- - 資本金: 100百万円
- - 事業内容: 経費精算・請求書管理などの経理AIエージェントの提供
- - 公式ウェブサイト: 株式会社TOKIUM