絵本で変わる終活の新しい形
新型コロナウイルスの影響で、自粛生活が続く中、私たちの家庭内でのコミュニケーションの重要性が再認識されるようになりました。家族と過ごす時間が増えたこの機会に、普段話しづらいテーマ、特に「終活」や「相続」について考えてみることが必要です。これらのトピックは、年齢や活動段階によって意外と話しにくいものであり、多くの人が避けがちな話題でもあります。
実際、「終活」や「相続」という言葉が飛び交う際、それが何を意味するのか、そしてどういった影響をもたらすのかを理解している人は少なくありません。これまでのアプローチでは、相続をテクニック論として捉え、主要な資産保有者が主体になってしまうことも多いのです。他の家族の意見を無視し、自己中心的な分配が行われてしまったケースも少なからずあり、遺族が不満を抱くこともしばしばあるのです。
「終活」の土台作り
相続や終活については、何よりもまず「土台作り」が必要だと、多くの相談から意識するようになりました。相続を円滑に進めるためには、ただのテクニックや対策だけではなく、まず基本となる考え方や価値観を家族全員が共有することが重要です。これをせずに事を進めると、後々大きな亀裂が生じることにもつながります。
そこで誕生したのが、今回ご紹介する「終活絵本」です。この絵本は、終活や相続について家族全員が理解し、共に感じることを目的としています。おじいちゃんが孫にこの絵本を読み聞かせたり、親子で一緒に読むことで、自然な形で関連するテーマについて話し合う手助けになるのです。相続や終活が話題として切り出しやすくなり、家族の絆を深めるツールとしての役割を果たすことが期待されます。
終活への思いを伝える
終活は、人それぞれ異なる思いを持っています。しかし、それを具体的に整理し、誰に対して何を託していくかを考えることは、残りの人生をより充実させるためにも大変重要です。「死」というテーマが前面に出ると、多くの人が心配を感じ、避けがちになります。そこで、終活の専門家が自らの体験に基づいて作り上げたこの絵本は、家族全員で楽しむことができ、自分の思いをつなげる意義を表現しているのです。
セミナーでの取り組み
また、この絵本だけでなく、相続えんまんサポートグループ株式会社では、全国の各地で関連するセミナーを開催し、これまで500回以上、総動員数は1万人を超えています。終活や相続についての相談窓口として、各種お悩みをスムーズに解決するためのサポートを行っています。
オンラインセミナーも計画中で、詳細は公式ホームページを通じて確認することができます。何か不安を感じている方や、具体的に聞いてみたいことがある方は、ぜひ相談を持ちかけてみると良いでしょう。
まとめ
家族全員が同じ土台に立ち、終活や相続を考えることができる環境を整えるために、この「終活絵本」は大いに役立つ1冊です。これをきっかけに、家族の時間を大切にしながら、未来への思いを共有していくことを考えてみてはいかがでしょうか?
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