ウォルターズ・クルワーがCCH TagetikでビジネスエンジニアリングのDX化を推進

経営管理業務のデジタルトランスフォーメーション（DX）が急速に進展している中、ウォルターズ・クルワーはその取り組みをさらに加速させています。特に、ビジネスエンジニアリング株式会社は、CCH Tagetik Intelligent Platformの導入により、業務の効率化と正確な予測の実現を目指しています。

導入の背景

ビジネスエンジニアリング株式会社は、長年使用してきた予算管理システムの刷新が急務となっていました。変化の激しいビジネス環境において、迅速かつ的確な経営判断が求められる中、既存システムでは収益予測の集計に多くの時間を要していたため、より効率的なシステムが必要でした。

ウォルターズ・クルワーのCCH Tagetikは、特に進化した予算編成、計画立案、予測機能に優れており、業務プロセスを体系的に整備するのに最適な選択肢でした。

CCH Tagetikによる業務効率化

CCH Tagetikの導入により、ビジネスエンジニアリングは以下の成果を実現しました。

1. 収益予測の効率化

導入前は、収益予測に23日を要していたものが、CCH Tagetikによって12日に短縮されました。この結果、収益予測の頻度が四半期ごとから月次に向上しました。

2. 財務分析の精度向上

あらゆるデータの一元管理が可能となったことで、顧客別や商材別の分析が容易になりました。また、プロジェクト単位での収益性も確立し、部門ごとの損益計算書（PL）の作成もスムーズになりました。

3. スムーズな業務移行

導入において、現場のプロジェクトマネージャーが使いなれたExcelなどのインターフェースを利用できるよう配慮されたため、業務への影響を最小限に抑音することができました。これにより、現場のスタッフも新しいシステムに迅速に適応できました。

経営層からの評価

ビジネスエンジニアリング株式会社の代表取締役、専務取締役CFOの別納成明氏は、「CCH Tagetik導入後、経営状況を迅速に把握できるようになり、情報に基づく判断が迅速に行えるようになった」と述べています。これにより、企業全体のデジタル化が進み、さらなる成長が期待されます。

ウォルターズ・クルワーについて

ウォルターズ・クルワーは、医療や税務・会計、ガバナンス、リスク管理に関する専門的な情報とソフトウェアソリューションを提供しています。特に、2023年には56億ユーロの売上を記録し、グローバルに展開する企業として成長を続けています。オランダに本社を置く同社は、顧客がより適切な意思決定を行えるよう支援しています。