JALとライフネット生命、資本業務提携を締結
日本航空株式会社(JAL)とライフネット生命保険株式会社は、資本業務提携契約を締結しました。この提携によって、JALはライフネット生命の主要株主であるauフィナンシャルホールディングスから、ライフネット生命の株式を取得する予定です。2026年の6月下旬を目指して、関係当局の承認を得た後に株式の譲渡が行われることでしょう。
提携の狙いと背景
この提携は、JALグループが「JALグループ経営ビジョン 2035」を目指している中で、航空業界を超えたウェルビーイングの提供を進めることを主な目的としています。JALは今後、航空事業で得た「安全・安心」の価値を、マイレージプログラムや金融サービスといった新たな分野に拡げ、日常生活に役立つライフインフラを構築しようとしています。
具体的には、JALはマイルを貯めたり使ったりするシーンを拡大する「JALマイルライフ」を形成します。一方、ライフネット生命は、「正直に、わかりやすく、安くて、便利に。」という理念のもと、消費者に寄り添った保険商品を提供することに注力しています。特に、ライフネット生命は中期計画の中で「Tech & Services」「Rebranding」「Embedded」という3つの領域に注力しています。この中で「Embedded」は、パートナー企業の顧客基盤にシームレスに保険商品を提供し、双方の成長につながる戦略です。
提携による新しいサービスの創出
JALとライフネット生命が連携することで、両社の強みを活かした新たなサービスが期待されます。JALは、約4,100万人のJALマイレージバンク(JMB)会員を顧客基盤として、ライフネット生命のオンライン保険と融合させることで、より多くの顧客に向けて安全で安心できる商品やサービスを共創することを目指します。
具体的には、JALのブランディングと顧客ネットワークを活用し、保険商品の共同開発や団体保険の提案を行っていく計画が立てられています。これにより、JALグループとしてライフネット生命の保険商品を効果的に販売する体制を確立し、新たな価値の提供を実現することが期待されています。
各社の概要
日本航空株式会社
- - 所在地:東京都品川区東品川二丁目4番11号
- - 代表者:代表取締役社長 鳥取三津子
- - 事業内容:航空運送事業等
ライフネット生命保険株式会社
- - 所在地:東京都千代田区二番町5番地25
- - 代表者:代表取締役社長 横澤淳平
- - 事業内容:生命保険事業
今後も両社の動きから目が離せません。本提携により、どのような革新的な商品やサービスが生まれるのか、期待が高まります。