JSCサポート拠点について
日本スポーツ振興センター(JSC)が、2026年にイタリアで開催される第25回オリンピック冬季競技大会(ミラノ・コルティナ)に向けて、選手の競技力向上を支援するための「JSCサポート拠点」を設置します。この拠点は、ミラノと東京のハイパフォーマンススポーツセンター(HPSC)の2カ所に設置され、アスリートが大会に向けた最終準備を行える空間となります。
開設期間と場所
JSCサポート拠点は、オリンピック期間の令和8年2月1日から2月21日までの間、利用可能です。ミラノ地区に拠点が用意され、さらに東京都北区のHPSCとも連携し、オンラインでの心理サポートや映像分析も行います。なお、リヴィーニョ地区やプレダッツォ地区ではJSCの支援拠点は設けないものの、現地スタッフによるサポートが提供される予定です。
サポートの内容
このJSCサポート拠点では、日本代表選手団に所属する選手やコーチ、スタッフが利用可能です。ハイパフォーマンススポーツセンター長の久木留毅氏は、選手に寄り添った支援体制の構築を目指し、ミラノに拠点を設置したと述べています。選手たちが精神的にも安心してパフォーマンス向上に集中できる環境を整えることが重要視されています。
さらに、選手村からのアクセスの良さを考慮した「ワンストップ」のサービスを提供し、トレーニングからコンディショニング、さらには大会前の最終調整までを一体的にサポート。選手たちが求める支援が、移動の手間をできるだけ少なくしながら提供できる体制を整えています。
進行中の準備
この準備は、JSCがHPSCで蓄積してきた知識を基盤として進められています。日本オリンピック委員会(JOC)やスポーツ庁と協力し、科学的かつ実効性の高い支援内容が検討されています。また、各競技団体のニーズにも応じられるように、運営面での柔軟性も大切にし、競技ごとの特性に合わせた支援ができるよう体制を整備しています。
充実したサポート機能
JSCサポート拠点では、以下の4つのサポートエリアが設けられます。
1.
トレーニングサポートエリア
- トレーニングに必要な設備が整えられており、選手が日々の練習を行うためのサポート。
2.
コンディショニングサポートエリア
- アスリートが競技に向けた身体の調整を行うためのスペース。
3.
栄養サポートエリア
- 選手のパフォーマンスを最大限引き出すための栄養管理が行えるエリア。
4.
交代浴装置
- 身体の疲労回復やコンディショニング向上を目的とした設備。
このような包括的なサポート体制により、選手たちがオリンピックで最高のパフォーマンスを発揮するための環境が整うことになるでしょう。JSCは、日本の選手たちが国際舞台での成功を収めるために、力強く支援していくことでしょう。