3Dデジタルデータ活用で社会インフラの安全を守る! クモノスコーポレーションがパソナグループから5億円調達
クモノスコーポレーション株式会社(本社: 大阪府箕面市、代表取締役:中庭和秀)は、株式会社パソナグループを引受先とする5億円の第三者割当増資を実施したことを発表した。
今回の資金調達により、クモノスコーポレーションはパソナグループの幅広い事業領域とも連携し、事業基盤の強化を図る。3Dデジタルデータの利活用を拡大し、3D空間プラットフォームの普及、遠隔によるインフラ点検技術のさらなる高度化・汎用化を進めることで、持続可能な社会づくりに貢献していく。
累計資金調達額は15億円に
クモノスコーポレーションは、2021年7月には、JICベンチャー・グロース・ファンド1号投資事業有限責任組合(GP:JICベンチャー・グロース・インベストメンツ株式会社)から10億円の資金調達を実施している。今回のパソナグループからの資金調達により、累計資金調達総額は15億円となった。
3D計測・3Dデジタルデータの利活用と、インフラ点検における新技術の導入拡大
クモノスコーポレーションは、今後も3D計測・3Dデジタルデータの利活用と、インフラ点検における新技術の導入拡大を進めていく。
「森羅万象をデジタル化する」をミッションに
クモノスコーポレーションは、「森羅万象をデジタル化する」をミッションに掲げ、「あらゆる空間・モノの精巧な3Dデジタル化」と「社会インフラの遠隔デジタル点検」を事業領域としている。1998年に日本で初めて3Dレーザースキャナを導入し、3DLS技術による3D計測・3Dデータ利活用事業、3D機器導入事業を展開してきた。
25年間で3000件以上の計測実績と約300台の導入実績を積み重ね、我が国における3DLSのリーディングカンパニーの地位を確立している。
阪神淡路大震災の復興支援から始まったインフラ点検事業
クモノスコーポレーションは、1995年の阪神淡路大震災の復興支援における測量事業を創業の端緒としつつ、最新技術による社会インフラの遠隔デジタル点検事業を展開してきた。
社名の由来でもある「KUMONOS」は、100m先の0.2㎜のひび割れを正確に計測する世界唯一無二の計測システムであり、国内外の道路・橋梁・ダムや大型施設等に採用され、社会の安全を支えている。
数々の賞を受賞し、高い技術力を証明
クモノスコーポレーションの技術は、日本ものづくり大賞をはじめ、国土交通省・経済産業省・文部科学省から数々の大臣表彰を受賞している。また、G20大阪サミットでは各国首脳に技術紹介されるなど、高い評価を得ている。
DXソリューションを提供し、あらゆる分野で社会貢献
クモノスコーポレーションは、今後も高い技術力に裏打ちされた最新技術の社会実装を展開し、あらゆる分野でのDXソリューションを提供していく。
パソナグループについて
株式会社パソナグループは、1976年2月16日に創業。エキスパートサービス(人材派遣)、BPOサービス(委託・請負)、HRコンサルティング、教育・研修、グローバルソーシング(海外人材サービス)、キャリアソリューション(人材紹介、キャリア支援)、アウトソーシング、ライフソリューション、地方創生ソリューションなど、幅広い事業を展開している。