無人搬送車の未来
2022-08-26 11:30:02

無人搬送車が変える未来の仕事環境~デプトシーがAgileX Robotics社の製品を国内販売開始~

自動化が進化する現場



近年、技術の進化と共に自動化が進展し、業務効率を向上させる新しいソリューションが求められています。その中で注目を集めているのが、デプトシー株式会社が取り扱いを開始したAgileX Robotics社の無人搬送車両(AGV)と無人地上車両(UGV)です。本記事では、これらの製品を通じて実現される未来の仕事の形と、その導入ケースについて詳しく見ていきます。

AgileX Robotics社の特長



AgileX Robotics社は、中国の深圳に本社を構え、2016年に設立されました。ロボット技術を駆使して、多様な産業の生産性向上を目指し、その株式会社の製品はすでに世界26カ国で1500以上のプロジェクトに導入されています。今回、デプトシーが正規販売店として取り扱うことになったAGVとUGVは、特に屋外や不整地での移動に強みを持ち、これまでのAGVには無かった新しい可能性を秘めています。

効率的な自動化の実現



これまで、AGVは倉庫や工場内などの平坦な面を前提とした運用が一般的でした。しかし、AgileX Robotics社の製品は、倉庫の外での不規則な地形でも自律的な走行が可能です。そのため、屋内外での施設管理、点検、運搬作業など、多岐に渡る業務の自動化が実現します。また、迅速な二次開発の特長を生かし、業界ごとのニーズに柔軟に対応する点も大きな魅力です。

特に、農業、工事、物流といった分野での導入ケースが想定されており、作業効率の向上が期待されています。

農業への導入



小規模から中規模の農作業では、『SCOUT 2.0』と『BUNKERシリーズ』を活用し、自動で作物を収穫場所から出荷場へと配送するシステムが考えられています。人手を介さずに作業を効率化できることで、出荷業務の時短が実現します。

工事現場での活用



大規模な工事現場では、資材や部品の補給作業に『SCOUT 2.0』や『BUNKERシリーズ』を導入する計画です。自動化された作業現場でもUGVが自律的に物品を供給することができ、業務を効率化します。

物流と生産工程の効率化



物流業界では、従来のAGVが苦手としたスロープや階段の上り下りにも対応した無人搬送が可能です。これにより、従来は人と重機が担っていた業務を自動化し、効率的な運用を実現します。

取り扱い商品の詳細



デプトシーは、さまざまな供給用途に応じた多彩なAGV/UGVプラットフォームを取り扱っています。以下は、特に注目すべきモデルのいくつかです。

1. SCOUT 2.0
- 最大積載量150kg
- 自律走行による物流
2. BUNKERシリーズ
- 高い防水・防塵性能を備え、農業や土木作業に最適
3. TRACER
- コストパフォーマンスに優れ、幅広い開発に対応

これらの製品は、業界特有のニーズに応じてカスタマイズが可能で、コスト面でも導入がしやすいという特徴があります。

結論



デプトシーの取り扱うAgileX Robotics社の無人搬送車は、定常作業の自動化を実現し、効率的な業務運営を可能にします。特に農業、工事、物流といったさまざまな分野での導入が見込まれており、今後の業務の在り方を大きく変えていくでしょう。持続可能な社会を目指す中で、これらのロボット技術が果たす役割はますます重要となるでしょう。

会社情報

会社名
デプトシー株式会社
住所
東京都葛飾区立石8-53-18
電話番号
03-5698-9255

トピックス(経済)

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