長瀬産業とJAEの合弁会社
2025-01-29 17:16:24

インド市場に進出!長瀬産業とJAEの新合弁会社設立について

インド市場での新たな展開



長瀬産業株式会社(以下、長瀬産業)は、2025年3月にインドにおける二輪・四輪車両向けのコネクタ販売を目的とした合弁会社「JAE India Private Limited」を設立する計画を発表しました。この合弁会社は、日本航空電子工業株式会社(JAE)と共同で設立され、インド国内の電動車市場やコネクタ市場での需要増加に対応することを目指しています。

合弁会社設立の背景



インドは、世界的に見ると二輪車の最大市場であり、自動車に関しても販売台数で世界第3位を記録しています。また、同国は国家的に電動車の普及を推進しており、今後さらなる経済成長が期待されています。この市場の動向を受け、長瀬産業とJAEはインドでの基盤を強化し、コネクタやUSBチャージャーの販売を拡大することで、顧客ニーズを満たす狙いです。

合弁会社の具体的な内容



新しい合弁会社「JAE India Private Limited」は、インドのハリヤナ州グルグラムに位置し、代表者には室賀裕二が就任する予定です。事業内容はコネクタの製造委託と販売が中心で、資本金は9,000万ルピー、出資比率はJAEが74%、長瀬産業が26%です。

また、長瀬産業は中期経営計画「ACE 2.0」の実施において、商社、製造、研究開発の各機能を駆使し、国内外での事業展開を行っています。今回の合弁会社設立により、インド市場での営業基盤を強化し、現地パートナーとの協力を進めることで、顧客サポートの向上を図ります。

NAGASEとJAEの強力なタッグ



長瀬産業とJAEの提携は、双方の強みを活かした非常に戦略的なものです。NAGASEグループは、既に25の国と地域で事業を展開しており、商社としてのネットワークをフルに活用。対するJAEは、自動車用コネクタやハーネス事業を中心に、日系企業だけでなく、欧米・中国系メーカーとも広く連携しています。これにより、情報通信系や安全系、EV向けの製品を提供することで、インド市場での競争力を一段と高めることが可能です。

今後の見通し



インド市場は、電動車を含む貨物需要が拡大しているため、長瀬産業とJAEはこの機会を捉え、ビジネスをさらに拡大していく考えです。日本企業としての技術力を生かし、現地のニーズに応じた製品を提供することで、インドにおける市場シェアを確立し、企業価値の向上につなげることを目指しています。

この新たな取り組みが、長瀬産業とJAEの未来にどのような影響を与えるのか、引き続き注目が集まります。

会社情報

会社名
長瀬産業
住所
電話番号

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