LayerXと三菱UFJ銀行 強力な業務提携を開始
株式会社LayerXと三菱UFJ銀行は、法人のお客様の経営課題を解決するための業務提携契約を締結しました。これにより、両社は協力して日本全体の生産性向上に貢献することを目指しています。
業務提携の背景
今回の業務提携は、2024年4月に締結した基本協定書に基づいています。LayerXは法人支出管理の分野で蓄積した知識やサービスを持ち、三菱UFJ銀行は金融分野での豊富な経験とサービスを提供しています。この両者の強みを掛け合わせることで、さらなる顧客価値の提供を実現しようとしています。
業務提携の具体的な内容
この業務提携では、次の4つのテーマでの協働を進めることに合意しています。
1. 顧客の業務効率化における協働
2. 法人支出管理×銀行決済に関する協働
3. 法人カード領域での協働
4. 法人支出管理領域のデータ活用ビジネスに関する協働
特に、「顧客の業務効率化における協働」では、三菱UFJ銀行の法人顧客向けに「バクラク for MUFG」という法人支出管理のSaaSサービスを提供開始しました。このサービスにより、請求書処理や経費精算などの業務がAIの支援でスムーズに管理できるようになります。
今後の展望
また、他の協働テーマに関しても具体的な施策が進められており、たとえば法人カード領域では、バクラクサービスと法人カードの明細をシステム連携することが検討されています。さらに、データ活用ビジネスについては、顧客の利用データと決済データを結びつけ、新しいビジネスモデルを創出することを目指しています。
LayerXと三菱UFJ銀行は、この業務提携を通じて日本全体の生産性向上に貢献しながら、お客様へ高付加価値なサービスを提供していく方針です。両社は、「世界が進むチカラになる」というMUFGグループの目的を実現するため、様々な取り組みを進めてまいります。
各社の概要
株式会社LayerX
LayerXは、2018年に設立され、「すべての経済活動を、デジタル化する。」というミッションを持つスタートアップです。法人支出管理や人的資源管理などのクラウドサービスを展開し、AI技術を活用しています。主力商品である「バクラク」は、経営効率を高めるためのサポートを提供しています。
株式会社三菱UFJ銀行
三菱UFJ銀行は1919年に設立され、MUFGの連結子会社として多様な金融サービスを提供しています。特に法人顧客に対するDX支援や資金調達、決済サービスの効率化に取り組んでおり、持続可能な社会の実現に貢献することを目指しています。
この提携により、日本の法人市場に新たな風が吹き込まれることでしょう。そして、両社の連携が各企業の成長を支える原動力となることが期待されます。