経理特化型AI-OCR「Robota」導入で経理承認の作業時間を75%削減!クラレ様インタビュー
世界シェアNo.1の事業や製品を生み出す株式会社クラレは、各部署がDXを主体的に推進する中で、紙ベースの業務プロセスや支払・請求などの単純な反復作業に改革の余地を発見しました。
“自分たちで使う仕組みは自分たちで作る”というモットーのもと、現場の声を取り入れながらRPAを設計・開発し、「Robota」を使いこなす「EUD」方式で柔軟な設計を実現しました。
今回のインタビューでは、大阪経理財務部のお三方が「Robota」導入のきっかけや効果、そして今後の展望について語っています。
導入の背景
クラレでは、経理承認業務の効率化を図るため、AI-OCRの導入を検討していました。
従来は、紙ベースの請求書をスキャンし、データ入力を行うという作業に多くの時間を費やしていました。そのため、業務効率の改善と人材の有効活用が課題となっていました。
「Robota」導入による効果
「Robota」導入後、経理承認の作業時間は75%削減されました。
請求書のデータ入力作業の自動化
承認フローの簡素化
人為的ミス削減
従業員の業務負担軽減
これらの効果により、経理部門はより戦略的な業務に集中できるようになりました。
今後の展望
クラレは、今後も「Robota」を活用し、経理業務の更なる効率化と高度化を目指していきます。
AIによる自動処理の範囲拡大
データ分析による業務改善
経理部門のデジタル化推進
ファーストアカウンティングのコメント
ファーストアカウンティング株式会社の代表取締役社長、森啓太郎氏は、「クラレ様に『Robota』を選んでいただけたことを大変光栄に思います。そして、それによって新たな展望が見え、より良い経理業務へと意欲的に取り組まれている姿は私たちにとっても大きな励みになります。今後も最大限お手伝いさせていただきたいと思います。」とコメントしています。
ファーストアカウンティングについて
ファーストアカウンティングは、AIの力を活用して経理業務の効率化と自動化を実現するための法人向けサービスを展開する企業です。
同社は、文字認識技術において、コンピュータービジョン分野のみならずLLMなどの生成AIや最新技術を研究し、さまざまな学術会議で論文を発表しています。それらの研究成果を元にサービス開発を行い、多数の大企業のお客様や会計ベンダー様にご提供しています。
同社のパーパスは「制約を取り払うことで、自信と勇気を与える」です。AI技術を活用してお客様の業務上のさまざまな制約を取り払い、より価値のある業務にフォーカスしていただけるよう力を尽くしてまいります。
まとめ
クラレの「Robota」導入は、経理業務の効率化と高度化に向けた大きな一歩と言えるでしょう。同社の取り組みは、他の企業にとっても参考になる事例と言えます。
関連情報
インタビュー動画:https://www.fastaccounting.jp/case/kuraray/
* ホワイトペーパー:https://www.fastaccounting.jp/whitepaper/kuraray2024