熊本県では、令和7年8月豪雨に伴う深刻な被害を受けた地域の支援を目的として、義援金の募集を行っています。この災害では、4名の命が失われ、今も1名が行方不明となっており、8,000棟を超える住居が被害を受けたことから、多くの県民が厳しい状況に置かれています。
義援金募集の初日は8月13日であり、県内各地に義援金箱が設置されています。義援金の受け入れ体制も整えられており、肥後銀行や熊本銀行、ゆうちょ銀行の各金融機関に専用の義援金受入口座が開設されています。
義援金の募集期間は、当初の10月31日から2024年3月31日まで延長され、県庁本館1階の情報プラザに加えて、各地域振興局や東京、大阪、福岡に設置された合わせて14箇所で義援金を集めています。
設置時間は午前8時30分から午後5時までとなっており、寄付は非常に行いやすくなっています。また、同一金融機関内での本支店間の振込手数料が免除されるため、さらに多くの方々が参加しやすい環境が整っています。
他にも、日本赤十字社熊本県支部や社会福祉法人熊本県共同募金会でも義援金の募集が行われており、支援の輪を広げる活動が続けられています。このような状況の中、一人ひとりの小さな協力が被災者の大きな力となります。今後も多くの方々にこの情報を知っていただき、支援をお願いしたいと考えています。
熊本県では被災の早期復興に向けた取り組みを進めており、住民の生活再建に向けた手続きを支援しています。救助活動や安否確認が進む中、義援金は今後の復興への重要な資金源となるでしょう。
全ての皆様のご協力を心よりお願い申し上げます。義援金の詳細や振込先など、最新情報を随時熊本県の公式サイトや関連機関にて確認いただければと思います。この機会にぜひ、必要とされている方々へ手を差し伸べていただければ幸いです。