グリーンクロスが持株会社へ移行
福岡市に本社を置くグリーンクロスが、企業経営を新たに「株式会社グリーンクロスホールディングス」として再編成し、持株会社体制に移行することを公式に発表しました。この新しい組織形態を通じて、さらなる企業価値の向上を目指します。
グループ経営の目的
グリーンクロスグループがこの持株会社体制へ移行する主な目的は、次の4つです。
1.
企業価値の最大化
持株体制にすることで、グループ全体のマネジメントに専念し、M&Aや新事業開発、健康経営への対応を強化します。これにより、各事業会社との連携を深め、シナジーを生み出すことが期待されています。
2.
迅速な意思決定の強化
業務執行部門の権限と責任を明確化することで、各事業会社における意思決定がスピーディーになります。この取り組みにより、競争力を高めることが狙いです。
3.
経営資源の最大限活用
人材育成や評価をグループ内で柔軟に行うことで、従業員がその能力を存分に発揮できる環境を整えます。また、持株会社を核として資源を横断的かつ効率的に活用し、さらなるシナジーを引き出します。
4.
コーポレートガバナンスの強化
グループ全体のガバナンスを向上させるために、持株会社による内部牽制機能を強化していく方針です。
グリーンクロスの事業概要
消費者の安全を第一に考えるグリーンクロスは、1971年に設立され以来、安全機材や保安用品の販売・レンタルを主な業務として展開してきました。土木や建設資材の提供に加え、点検メンテナンス、グラフィックサインの企画・製作・販売など、幅広い分野で活躍しています。
また、福岡市に本社を持ち、全国に展開するネットワークを活かしており、地域社会への貢献も目指しています。たとえば、グリーンクロスグループは地方自治体や企業との連携を強化し、安全な社会作りに貢献することが期待されています。
グループ会社情報
現在のグリーンクロスは、東亜安全施設やトレード、北斗ネオン、G-サインなど、多数の関連企業を抱えています。これらの企業とのシナジーを高めることで、相乗効果を生み出し、より一層の成長を目指しています。
今回の体制移行は、経営のスピード化と高度化を実現し、持続的に成長し続けることを目的としています。グリーンクロスは、今後も社会へ大きく貢献する企業として、果敢に挑戦を続けていくことでしょう。
お問い合わせ情報
〒810-0034 福岡県福岡市中央区笹丘1-17-29
TEL: 092-737-0370
これからもグリーンクロスの動向には要注目です。