歯科DXの新時代を切り拓く「Smilecloud 3DNA」
ストローマン・ジャパン株式会社が2025年11月11日に、次世代クラウドサービス「Smilecloud 3DNA」をリリースすると発表しました。このプロダクトは、AI技術や3Dデータを駆使して、歯科医師と技工士の新しい連携を生み出すことを目的としています。
Smilecloud 3DNAとは?
Smilecloud 3DNAは、歯科診療のプロセスをシームレスに結びつけるクラウドベースのデジタルプラットフォームです。具体的には、スマイルデザインや3Dデータの共有、歯科医師とラボの協力を円滑にする機能が統合されています。AI技術によるフォトリアルなデザインや、患者様の治療過程をビジュアル的に示すビフォーアフター動画の生成が可能です。これにより、診療の効率を改善し、患者とのコミュニケーションがより効果的に行えるようになります。
開発の背景
現代の歯科医療には、患者とのコミュニケーション不足やクリニックとラボ間の情報伝達の非効率さといった課題が存在します。従来の情報交換は、メールや電話、FAXといった手段に依存しており、時間と労力が浪費されがちです。また、様々なフォーマットのデータ(STLやDICOMなど)を統合的に扱うツールが不足しているため、デジタルワークフローも分断されていました。
Smilecloud 3DNAは、これらの課題を解決するために開発されました。主な特長には、次のようなものがあります。
特長1: スマイルデザイン
- - AIによる自動生成: 患者の顔貌写真を基にAIがフォトリアリスティックなスマイルデザインを一瞬で提案します。個々の顔立ちに応じたパーソナライズド設計が可能です。
- - 動画生成: 患者に対して説得力のある形で提案するため、ビフォーアフター動画を自動生成します。動画撮影を行わずに、自然な表情を再現できます。
特長2: ブループリント機能
この新機能では、解剖学的リファレンスとスマイルデザインを一つの画面上で統合し、治療計画を視覚的に確認できます。
特長3: クラウドワークスペース
- - アクセスの柔軟性: すべての臨床文書を視覚的なストーリーラインに整理し、インターネット環境さえあれば、PCやスマートフォンから簡単にアクセスできます。
特長4: シームレスなコラボレーション
- - リアルタイムのコミュニケーション: バーチャルトリートメントルームを活用し、歯科医師、技工士、患者がその場で意見交換や情報共有が可能です。
Smilecloud 3DNAがもたらす未来
この新しいシステムによって、歯科医療現場の様々なニーズが満たされることが期待されています。特に、視覚的なコミュニケーションや迅速なデザイン提案、3Dワークフローの全面的な運用が大きな魅力となっています。ストローマン・グループは、70年以上の経験を通じて、デジタル技術を用いて未来の歯科医療を進化させていくことでしょう。
Smilecloudの詳細やサービスについては、製品ページをご覧ください。
Smilecloud製品ページ
免責事項
本製品は医療機器ソフトウェアではなく、あくまでAI支援機能により歯科専門家をサポートすることが目的です。実際の治療においては、専門家の判断と連携が求められます。
ストローマン・ジャパン株式会社について
ストローマン・ジャパン株式会社は東京都港区に本社を置き、医療業界におけるデジタルソリューションの提供を行っています。詳細は公式ウェブサイトをご確認ください。
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