GLIN Impact Capital、GOLD評価を獲得
東京都港区に本社を構えるGLIN Impact Capitalが、国際的なインパクトファンド監査機関である米BlueMark社から、インパクトファンド監査においてGOLD評価を受け取ったことを発表しました。この評価は、同社がインパクト投資の推進と企業価値向上に寄与することを強調する大きな出来事です。
GLIN Impact Capitalは2020年に設立され、国内第一世代のインパクトベンチャーキャピタル(VC)として、財務リターンと社会的インパクトを同時に追求してきました。マーケットレートに基づくインパクト投資の実践を目指し、国内外のイニシアティブに参加することで、日本におけるインパクト/ESG投資の普及を促進しています。
2年連続でのGOLD評価
今回の評価は2年連続で、BlueMarkの最新の評価手法であるFund IDを用いて実施されました。この評価手法では、「インパクト投資戦略」「ガバナンス」「インパクトマネジメント」「インパクトレポーティング」の四つのカテゴリにおいて審査が行われ、GLINは全ての評価項目で平均値を上回る結果を得てGOLD評価に輝きました。
GLINは、今後もこの評価を一つの指標として、さらなる成果を積み重ね、信頼の構築に努める予定です。また、インパクト投資の実施と評価の強化を通じて、本質的な企業価値の向上を支援していく方針です。
インパクト・マネジメント運用原則(OPIM)について
GLIN Impact Capitalは創業当初から、インパクト・マネジメント運用原則(OPIM)に則ったファンド設計と運用を目指しており、昨年には米BlueMark社による独立検証を通じて、その運用の透明性を証明しました。この原則は、インパクトの測定やマネジメントを促進するために設定された国際基準であり、約40ヶ国で導入されています。
BlueMark社の役割
BlueMarkはインパクト測定に関する業界標準に基づいて、投資家や事業者に向けた検証サービスを提供する企業です。GLINのようなインパクトファンドが透明性を持って運営できるよう支援しており、その役割はインパクト投資エコシステムの形成にとって非常に重要です。
未来の展望
GLIN Impact Capitalのインパクト投資及びコンサルティングサービスは今後も進化し続けるでしょう。企業や金融機関に対するインパクト対応の支援を強化し、インパクトファンドの設立や運営においても幅広いサポートを提供していきます。
「よりサステナブルな資本主義へのアップデート」をミッションに、GLINは資本主義の発展を通じて、社会課題の解決に貢献するスタートアップへの投資を強化し、技術やビジネスモデルを活用して様々な社会的問題の解決を目指します。
日本国内におけるインパクト/ESG投資のエコシステムの発展に寄与するため、引き続き積極的な活動を展開していくことでしょう。