タイミーが洞爺湖町と連携し地域課題の解決に乗り出す

株式会社タイミー（本社：東京都港区、代表取締役：小川嶺）は、北海道の自然豊かな町、洞爺湖町と包括連携協定を締結しました。この協定は、洞爺湖町の抱える地域課題の解決に向けての一環として、双方が協力していくことを目的としています。

洞爺湖町は、支笏洞爺国立公園内に位置し、洞爺湖、有珠山、噴火湾など自然景観に恵まれた地域です。町内では漁業や農業が活発で、また有名な温泉地「洞爺湖温泉」も抱えており、観光業が重要な産業となっています。しかし、少子高齢化や生産年齢人口の減少といった問題も深刻であり、地域の持続可能な発展に課題を残しています。

協定の内容

新しく結ばれたこの包括連携協定では、まず、タイミーが持つスキマバイトの仕組みを通じて、町内の人手不足に対するサポートを行っていきます。具体的には、町内事業者向けの「タイミー」サービス説明会の実施や、地域の経済団体との協力を通じて、雇用機会の創出を目指します。特に、洞爺湖町商工会、とうや湖農業協同組合、いぶり噴火湾漁業協同組合、洞爺湖温泉観光協会などと連携し、さまざまな産業分野でスポットワークの活用を支援することで、地域全体の雇用環境を改善していきます。

この取り組みの一環として、働き手には自由な働き方を提案します。スポットワークの「好きな時間・好きな場所で働ける」という特性を活かし、町民のライフスタイルや年齢に応じた柔軟な働き方を推進します。これにより、特に子育て中の方や定年退職後の方にとっても新たな収入源を見つける機会を提供していきます。

タイミートラベルの活用

また、洞爺湖町では、第二の故郷を見つけることができる「タイミートラベル」というサービスも導入し、町外からの関係人口を創出し、さらなる移住・定住を促進する取り組みも行う予定です。このサービスでは、地方での「はたらく」体験を通じて、訪れた人々が洞爺湖町の魅力を再発見できる機会を提供します。

地方自治体との連携の広がり

本協定は、タイミーが締結した地方自治体との連携の一環であり、下呂市やニセコ町、倶知安町、小樽市、仙台市など、これまでに数多くの自治体と協力を進めてきた実績があります。地域課題への対応として連携を強化することで、タイミー自身のビジョン「『はたらく』を通じて人生の可能性を広げるインフラをつくる」を実現していく狙いです。