株式会社ボーダレス・ジャパン(以下「ボーダレス」)と福岡市は、ソーシャルスタートアップの成長支援を目的とした事業連携を発表した。
この連携では、福岡市が認定したソーシャルスタートアップ企業が、ボーダレスが運営する「ふるさと納税forGood」を通じて、個人版ふるさと納税制度を活用した資金調達を行う。
「ふるさと納税forGood」は、従来の返礼品重視のふるさと納税とは異なり、地域課題解決に貢献するプロジェクトへの共感によって寄付を募るクラウドファンディング型のプラットフォームだ。
福岡市では、地域課題解決に取り組むソーシャルスタートアップを支援するため、「令和6年度ふるさと納税を活用した福岡市ソーシャルスタートアップ成長支援事業」を展開している。
この事業では、福岡市が認定したソーシャルスタートアップ企業に対して、ふるさと納税を通じて資金調達を支援する。
今回の連携により、福岡市のソーシャルスタートアップ企業は、「ふるさと納税forGood」を活用することで、より多くの資金調達機会を得ることが可能になる。
ボーダレスは、プロジェクトページの執筆サポート、起業家ごとのプロモーション検討会の実施、プロモーションイベントの開催など、ソーシャルスタートアップ企業の成長を支援する様々なサービスを提供していく。
具体的には、以下のような取り組みが行われる。
1.
プロジェクトページの執筆サポート
クラウドファンディングのノウハウに基づいたフォーマットを提供し、起業家が魅力的なプロジェクトページを作成できるようサポートする。
2.
起業家ごとのプロモーション検討会
目標金額達成に向けて、起業家ごとに効果的なプロモーション施策を検討し、KPI設定や施策の実行計画を立案する。
3.
プロモーションイベントの開催
ピッチイベントなど、起業家が自身の取り組むプロジェクトを発信する機会を提供する。
ボーダレスは、社会起業家が集うプラットフォームカンパニーとして、様々な社会問題解決に取り組む51の事業を世界14ヵ国で展開している。
今回の連携を通じて、福岡市のソーシャルスタートアップ企業の成長を促進し、地域課題解決に貢献していくことが期待される。