神戸の交通安全せんべい
2024-05-27 14:00:02

神戸の伝統せんべい屋と警察がタッグ、限定の交通安全瓦せんべい登場

神戸の地元せんべい屋が新たな試み



非常にユニークなコラボレーションが神戸市で実現しました。手焼き煎餅専門店「えみり堂」が、兵庫警察署との連携で「交通安全 瓦せんべい」を発売することになりました。この特別なせんべいは、2024年6月3日から7月末までの期間限定で販売され、交通安全の啓発を目的としています。

瓦せんべいとは?


瓦せんべいは、伝統的な煎餅の一種で、職人が熟練の技で一枚一枚手焼きしています。今回は、兵庫警察署がデザインしたオリジナル焼き印が施され、「交通安全」と大きく書かれた文字と共にデフォルメされた白バイ隊員が描かれています。この焼き印によって、食べる楽しさだけでなく、警察との連携による交通安全の意識が高まることを願っています。

コラボレーションの背景


店舗の店主、和田絵三子さんは、オープンから僅か2か月半で兵庫警察署からの提案を受け、このコラボレーションを実現しました。地元の交通安全意識を高めるために、瓦せんべいの販売を通じて啓発活動を行うことは非常に意義深いと感じています。特に、自転車用ヘルメットの着用推進のためのチラシも配布され、地域の安全意識向上に寄与しています。

販売情報


「交通安全 瓦せんべい」は、えみり堂の店舗で300円(税込)で販売されます。内容量は5枚となっており、販売は在庫がなくなり次第終了です。今後は春と秋に年4回の販売を予定しており、具体的な日程も決まっています。このように、季節ごとに交通安全をテーマにした販促活動を行うことが、地域の皆さんにより多くの時間に足を運んでもらえるきっかけになるでしょう。

地域貢献の思い


和田さんは、交通安全の重要性を、2人の子どもを持つ母親として身近に感じており、その思いがこのプロジェクトの推進力となっています。「小さな努力の積み重ねが大切」と話す和田さんは、せんべいの売り上げの一部を公益法人交通遺児等育成基金に寄付し、交通事故の被害に遭った家族への支援にも繋げています。

この瓦せんべいは、楽しく食べながらも交通安全を考えるきっかけになる商品です。神戸を訪れた際には、是非「えみり堂」に立ち寄って、この特別なせんべいを楽しんでみてください。この地域に根ざした活動が、神戸の交通安全を守る一助となることを願っています。

えみり堂の楽しみ


「えみり堂」は、兵庫区に位置し、2024年3月にオープンしたばかりの新しいお店です。地元の伝統を引き継ぎつつ、女性の職人が手がける温かみのある商品展開が特徴です。自らの製法を守りながら進化を続け、この地域の良さを届けることに情熱を注いでいます。ぜひ、この特別な瓦せんべいを味わってみてはいかがでしょうか。

会社情報

会社名
手焼き煎餅 えみり堂
住所
兵庫県神戸市兵庫区中道通7丁目3-7
電話番号
090-9877-8360

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