ヴァレオ、エジプト進出20周年でAI開発センターを設立
ヴァレオは、エジプトでの進出20周年を祝い、カイロに新たなAI開発センターを開設することを公式に発表しました。この設立式典には、エジプトの通信情報技術省(MCIT)大臣であるラアファト・ヘンディ氏や、エジプトIT業界開発庁(ITIDA)CEOのアハメド・エルザヘール氏、ヴァレオグループの最高経営責任者(CEO)クリストフ・ペリヤ氏など、多くの業界関係者が参加しました。
新たなAI開発センターの設立により、ヴァレオは自動車業界における人工知能(AI)の利用を進め、スマートモビリティの発展に寄与することを目指しています。このセンターは、既に200名以上のAI専門家が所属するグローバルネットワークの一部として機能します。
開設当初より50名以上のエンジニアが業務を開始し、将来的には100名以上の専門家を擁することを計画しています。このカイロセンターの主な目的としては、以下の2点が挙げられます。
1. ヴァレオのすべての部門において、グローバルなAIの導入を加速させ生産性を向上させること。
2. 次世代のスマートモビリティに必要な高性能なツールを開発すること。
ヘンディ大臣は、この新しいセンターの重要性を強調し、ヴァレオがエジプトでの長期的な投資を続けていることに感謝を示しました。「このAI開発センターの開設は、エジプトが世界的な研究開発の拠点としての地位を強化するものであり、国のエンジニアたちが創出する高付加価値のイノベーションを体現しています」とヘンディ氏は述べています。また、ICT投資の最適な環境を整えるエジプトの取り組みが、このセンターの設立でも反映されていることを強調しました。
この新しいAIセンターの開設は、ヴァレオのエンジニアリングの発展における重要なマイルストーンを示すものであり、カイロでのAIオペレーションを通じて、ローカルな専門知識を強化し、車載ソフトウェアの開発におけるAIの統合を加速させることが期待されています。これにより、より競争力のある製品を市場に提供できるようになり、開発能力が大幅に強化されるでしょう。
「過去20年間、ヴァレオ・エジプトは高付加価値のエンジニアリングとイノベーションの源として成長してきました。このAI開発センターの設立は、グローバル戦略への重要な一歩であり、特にエジプトにおけるソフトウェア開発にAIを組み込むことをさらに進めるものです」とクリストフ・ペリヤ氏はコメントしています。
ヴァレオは2005年の設立以来、北アフリカにおいて最大のソフトウェア研究開発センターへと成長し、3,000名のエンジニアを擁し、グループ全体のソフトウェア開発の約50%に寄与しています。さらに、グローバルな生産拠点及び技術的リーダーシップをもって、「未来のクルマ」を形作るために重要な役割を果たしています。今後もヴァレオは、エジプトでのAIセンターを基盤に、革新的な技術を進化させることに注力していくでしょう。
ヴァレオの企業概要
ヴァレオは、自動車とテクノロジーの分野で革新的なソリューションとシステムを提供する世界をリードする企業です。グループは、車両の電動化、安全性向上、そして全ての人にアクセスできるモビリティの実現に注力し、29カ国で149の工場、59の研究開発センター、19の物流プラットフォームを持ちます。2025年の売上高見込みは209億ユーロ、2026年初旬には約100,000名の従業員を擁する見込みです。