オムロンが生物多様性約束を新たに改定。持続可能な未来へのステップ

オムロンの生物多様性方針が改定されました



オムロン株式会社(本社: 京都市下京区、代表取締役社長 CEO: 辻永順太)は、この度「オムロン生物多様性方針」を改定し、持続可能な社会へのさらなる貢献を表明しました。生物多様性は私たちの生活や経済、健康の基盤を支える重要な要素ですが、その状態は深刻な危機にさらされています。オムロンはこの問題の重要性を認識し、生態系の保全と再生に向けた取り組みを強化することを決定しました。

生物多様性方針の背景



オムロンは2010年に生物多様性方針を制定した以来、「自然との共生」をテーマに様々な環境課題に取り組んできました。しかし、2022年に策定された「昆明・モントリオール生物多様性枠組」に基づき、さらに社の取り組みを強化する必要性を感じ、本方針の改定を行いました。この新しい方針は、自然資本に関するリスクと機会の開示フレームワークであるTNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース)を参考にして策定されています。

この改定を通じて、オムロンは「生物多様性の保全」を企業活動の一環として捉え、リスク管理や成長機会においてプラスの影響を与えると考えています。実際、社会貢献活動などを通じて、社会や経済的な価値の創造にも寄与する方針です。

ネイチャーポジティブへの取り組み



オムロンは、ネイチャーポジティブの考え方にも賛同しています。「ネイチャーポジティブ」とは、生物多様性の損失を食い止めるだけでなく、その回復を促進し、持続可能な未来を築くことを目指す概念です。これは、環境省のHPに記載されている定義に基づきます。オムロンは、この考え方を自身の取り組みに組み込むことで、より良い環境の実現に向け邁進します。

オムロンの全体戦略



オムロンは、独自の「センシング&コントロール+Think」技術を持つオートメーションのリーディングカンパニーであり、環境課題に対しても強い責任感を持っています。これまでも、環境や社会に配慮した製品やサービスの提供に努めてきましたが、改定された生物多様性方針を通じて、さらなる成長を目指しています。

同社は、全世界で約28,000名の従業員を擁し、130ヶ国以上で活動を展開しています。その取り組みは、製品やサービスを通じてより良い社会の実現に貢献しています。生物多様性の保全は、その一環として位置づけられ、将来の環境にプラスの影響を及ぼすことを目指しています。

まとめ



オムロンの生物多様性方針の改定は、企業が持続可能な未来に向けてどのように努力しているかの具体例を示しています。自然との共生を重視し、生態系の保全に向けた活動を強化することで、オムロンは今後も持続可能な社会づくりに寄与していくでしょう。詳細な方針内容については、公式ウェブサイトでご覧いただけます。

会社情報

会社名
オムロン株式会社
住所
京都府京都市下京区塩小路通堀川東入
電話番号
075-344-7175

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