パレスチナ子どもキャンペーン・オンライン報告会
パレスチナ子どもキャンペーンが主催するオンライン報告会『ガザ・西岸・レバノン:現状、人々の思いと支援活動』が、2025年1月14日に開催されることが決定しました。この報告会では、現在のガザをはじめとする紛争地の厳しい現状や、影響を受けている人々の思いを詳しく伝える機会となります。
ガザの人道危機
ガザでは、人道危機が深刻化し、二度目の冬を迎えています。激しい攻撃が続き、子どもを含む死者数は4.5万人を超え、10万人以上の負傷者が報告されています。また、行方不明者も1万人以上に及び、悲劇は止むことなく続いています。冷たい雨が降る中、医療品や食料などの支援物資が届かず、多くの人々が暖を取ることもできない状況に追いやられています。特に、飢餓や病気で命を落とす人々は増え続け、子どもたちをはじめとして多くの人々が疲弊しています。
この状況に対し、パレスチナ子どもキャンペーンでは、炊き出しや子ども支援を継続的に行い、緊急支援活動を実施しています。
レバノンの現実
レバノンでも、イスラエル軍とヒズボラとの戦闘が続いており、11月27日にはようやく停戦が発効されましたが、多くの避難民が自宅に戻れない状況にあります。破壊された家屋やインフラ、不発弾、停戦後も続く空爆など、多くの困難が残されており、避難民は困難な状況を強いられています。
また、隣国シリアでもアサド政権の崩壊が進んでおり、その隙を狙ってイスラエル軍が攻撃を開始しています。地域全体で不安定な状況が続いており、現地の人々は常に脅威と隣り合わせの生活を余儀なくされています。
報告会での内容
報告会では、これらの地域の現状や、現地の人々の生活、そしてパレスチナ子どもキャンペーンによる支援活動についての詳細が報告されます。最近、報道が減少しているガザやヨルダン川西岸、レバノンの状況について、多くの参加者に現実を知っていただきたいと考えています。
詳細情報
- - タイトル:ガザ・西岸・レバノン:現状、人々の思いと支援活動
- - 日時:2025年1月14日(火)19:00-20:30
- - 場所:オンライン報告会
- - 参加費:無料
- - 参加方法:Peatixよりお申し込みいただきます。参加用のURLをお送りいたします。オンラインで参加するには、インターネット接続が可能なデバイス(パソコン、タブレット、スマホなど)が必要です。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。