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創業120年老舗が贈る！究極の昆布ラーメン

京都市上京区に拠点を置く、創業120年以上の老舗昆布専門店「五辻の昆布」が、新たな挑戦として「昆布ラーメン」を提供する店『喜一』をオープンしました。5月1日より、1日30杯限定で提供されているこのラーメンは、老舗の技術とこだわりが詰まった、まさに究極の一杯と言えるでしょう。

昆布の未来を守る、新たな試み

近年、昆布は慢性的な不漁や料理離れ、コロナ禍の影響、そして物価高騰など様々な問題を抱えています。このままでは、日本の食卓から昆布が消えてしまう可能性も。五辻の昆布は、120年以上に渡り昆布と向き合ってきた老舗として、昆布の可能性を再認識させ、その価値を広めたいという強い思いから、この「昆布ラーメン」を開発しました。

健康を意識した、こだわりの一杯

『喜一』の昆布ラーメンは、単なるラーメンとは一線を画す、ヘルシーさを追求した一杯です。スープには硬度ゼロの超軟水を使用し、真昆布、羅臼昆布、利尻昆布を絶妙なバランスでブレンド。さらに、枕崎産の鰹節を店内で削り、魚介、するめ、貝、木の実、ドライフルーツ、椎茸、ドライトマト、茶葉といった様々な素材を水出しすることで、深い旨味を引き出しています。醤油などのかえしは一切使用せず、豚や鶏などの動物性スープも加えていません。香味油も不使用です。

著名シェフ監修による、完成度の高さ

このスープは、五辻の昆布店主と親交のあるミシュラン一つ星「銀座八五」の松村氏をはじめ、らぁ麺とうひちの袖岡氏、京都ブライトンホテル料理長の西氏など、そうそうたるメンバーが監修に携わった、まさに自信作。麺は、らぁ麺とうひちの自家製麺を使用。北海道産1等粉「春よ恋」を主体とした全粒粉麺は、そばとラーメンの中間のような、独特の風味を醸し出しています。チャーシューは朝引きの国産若鶏胸肉を低温調理で仕上げ、油を使わずに、あぶったお揚げでコクをプラスしています。

贅沢なフルコースで昆布の魅力を堪能

「昆布ラーメン」は、利尻昆布、真昆布、羅臼昆布の水出し飲み比べ、目の前で削られるおぼろ昆布、昆布と麺、昆布だしで炊いた佃煮むすびをセットにしたフルコースとして提供。価格は税込1152円。「いい昆布」にちなんだネーミングも、こだわりを感じさせます。

モダンな空間で、至福のひとときを

店内は、ラーメン店とは思えないスタイリッシュな空間。圧巻の6メートル1枚物のカウンターが、訪れる人を魅了します。五辻の昆布の歴史と、こだわりのラーメンを存分にご堪能いただける、特別な時間を提供しています。

五辻の昆布について

明治35年創業の「五辻の昆布」は、京都で愛される老舗昆布専門店。手すきによるおぼろ昆布など、伝統的な技法を守りながら、質の高い昆布製品を作り続けています。地元の人々からは「五辻のこんぶやさん」と親しまれ、佃煮やおやつ昆布など、様々な商品を提供しています。

まとめ

『喜一』の昆布ラーメンは、単なるラーメンを超えた、新しい食体験と言えるでしょう。昆布の旨味を最大限に引き出した、ヘルシーで奥深い味わいは、多くの人を魅了するはずです。京都を訪れた際には、ぜひ一度足を運んでみてください。

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