高鉄分レタス登場
2022-07-25 13:20:01

岡山発!高鉄分レタスの量産化技術が誕生し、ヘルシーな新しさを提供

岡山県倉敷市に拠点を持つ旭テクノプラントが、人工光型植物工場において新たに開発した「高鉄分レタス」の量産化技術を確立しました。この特許技術により、鉄分不足が深刻な現代人に向けて、簡単に鉄分を摂取できる新しい野菜が誕生しました。

開発の背景



旭テクノプラントは、2014年から植物工場に関する調査を行ってきました。2016年からは商業生産を開始し、「倉敷れたす」と「Dr.Commit」という二つのブランドで岡山県内に野菜を出荷しています。特に「Dr.Commit」は高機能野菜ブランドとして注目されています。

2020年からは、社内の植物工場に併設された実験室で数々の実証実験を重ねました。そして、秋田県立大学が保有する特許を元にした、「高鉄分レタス」の生産技術が見事に確立されたのです。

高鉄分レタスの特長



「高鉄分レタス」は、特に鉄分を多く含むことが特徴で、量産化された結果、鉄分含有量は2.4mg/100gとなっています。これは、秋田県立大学での試験結果を大幅に上回る数字です。このレタスは、一般的なリーフレタスのサイズでありながら、栄養価が高く、安定した生産が可能です。

小川敦史教授からは、この製品に対して高く評価され、特に「市販されるリーフレタスのサイズまで育てながら、十分な鉄分を維持する技術は素晴らしい」とのコメントが寄せられています。

鉄分不足の現代社会



最近、生活スタイルの変化に伴い、多くの人々が鉄分不足に悩まされています。鉄分が不足すると、貧血状態を引き起こし、動悸や息切れといった症状が出やすくなります。特に忙しい生活を送っている現代人にとっては、サプリメントや食事から鉄分をしっかり摂取することが困難です。

「高鉄分レタス」では、生の形で手軽に鉄分を摂れることを目指しています。従来、鉄分豊富と言われるホウレンソウなどは、調理によりその鉄分が減少してしまうことが多いですが、このレタスは生で食べることで多くの栄養をそのまま体に取り込むことができます。

今後の展望



「高鉄分レタス」は、まさに現代人のニーズに応える食材とも言えます。今後、旭テクノプラントは「Dr.Commit」を中心に、より多くの高機能野菜を展開すべく、新たな商品開発にも力を入れていく予定です。

このレタスは、近日販売開始予定で、多くの人々に鉄分を手軽に、かつ美味しく摂取できる機会を提供するでしょう。これからの展開にも大いに期待が寄せられています。

お問い合わせ先



この都心型農業の新たな挑戦に関する詳細は、旭テクノプラント株式会社までお問い合わせください。観光や地元の食材への関心が高まる中、岡山から発信される新たな可能性に目が離せません。

会社情報

会社名
旭テクノプラント株式会社
住所
岡山県倉敷市新田2403-1
電話番号
086-430-0123

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