TISが新しいセキュリティメニューを追加
TIS株式会社は、クラウドセキュリティプラットフォーム「Cato SASE Cloud導入・運用サービス」に、Active Directoryセキュリティ強化メニューを追加することを発表しました。これにより、リモートアクセスのセキュリティを強化し、サイバー攻撃から企業を守る新たな支援体制を整えました。新メニューは2023年9月13日より提供が開始されます。
クラウド型セキュリティの必要性
今日、企業はクラウドサービスを活用し、さまざまな形式で業務を行っています。しかし、その一方でテレワークが普及した結果、内部からの脅威や情報漏洩が増加している現状も無視できません。社会全体が働き方の変化に適応する中、従来の境界型防御ではもはや十分なセキュリティを確保することが難しくなっています。
これらの課題を踏まえ、TISは最近の調査で多くの企業がActive Directoryに対する攻撃を経験していることを受けて、新たなセキュリティメニューを導入したのです。特に、ランサムウェアによる企業のブランド毀損や収益の損失が懸念されており、企業はその対策に乗り出すことが必要です。
Active Directoryセキュリティ強化メニューの特徴
新しいメニューでは、以下のような特徴が提供されます。
1.
少ない負担でのセキュリティ対策
Cato SASE Cloudの閉域網を活用してTISが管理する「Tenable Identity Exposure」と連携し、企業のActive Directoryに接続します。これにより、導入企業の管理負担を軽減しつつ、セキュリティリスクの可視化が容易になります。
2.
常時監視によるリスク検出
TISは、導入支援から運用までをサポートします。Active Directoryの設定不備やサイバー攻撃に対するリスクを検知し、リアルタイムでアラートを通知します。加えて、セキュリティレポートの作成や報告会の実施も支援されます。
3.
専門家によるアドバイス
TISは「2023 Tenable Assure Partner Award」において「Top Regional Partner APAC」に選出されるなど、Active Directoryセキュリティの専門家を抱えています。彼らが実際に運用をサポートし、企業のサイバーリスクをより効果的に軽減するための提言を行います。
TISの今後の展望
TISは今後も、「Cato SASE Cloud導入・運用サービス」の強化を図っていくとともに、企業が直面するセキュリティリスクを軽減するための新たなソリューションを提供していく予定です。この新メニューの導入により、企業が直面するサイバー攻撃に対する防御力が格段に向上すると期待されています。詳細はTISの公式ウェブサイトで確認できます。相次ぐサイバー攻撃に対抗するため、企業は今こそ効果的なセキュリティ対策を講じるべき時なのです。
まとめ
新しいActive Directoryセキュリティ強化メニューは、TISが提供する「Cato SASE Cloud」に組み込まれることで、企業がサイバー攻撃に対抗するための重要な武器となることでしょう。リモートワークの普及に伴う課題に立ち向かい、安心して業務を進めるための強力なサポート体制が整ったと言えます。企業のデジタルトランスフォーメーションを進める中で、今後の展開に乞うご期待です。