日本の伝統文化を楽しむ!
株式会社すばる舎が新たに発表した「イチから知りたい 日本のすごい伝統文化」シリーズ第5弾は、8月26日に発売される『絵で見て楽しい!はじめての和の音楽』です。この本では、日本の伝統音楽の魅力を、イラストを交えて楽しみながら学べる内容となっています。
和音楽の重要性
現在の小学校では音楽の授業で琴を学び、三味線や和太鼓の演奏を通じて「和の音楽」に触れる機会が増えています。欧米の音楽が主流となる中、和の旋律が再評価されている今、この書籍は非常に有意義なものとなるでしょう。特に、日本の音楽が持つ独自の魅力に目を向け、和音楽がどのように発展してきたのかを理解することで、J-POPなどの現代音楽を理解する手助けにもなります。「ヨナ抜き音階」と呼ばれる特有の音階の重要性についても触れられています。
本書の内容
『絵で見て楽しい!はじめての和の音楽』では、貴族や武士、さらには庶民の間で親しまれてきた音楽を時代とジャンルに分けて解説しています。各章は以下のようになっています:
- - 序章「和の音楽ってなんだろう?」
- - 第1章「和の音楽の誕生」
- - 第2章「貴族の愛した音楽」
- - 第3章「武士の音楽」
- - 第4章「庶民の音楽」
- - 第5章「新しい和の音楽」
- - 第6章「各地の音楽」
- - 第7章「もっと知りたい和の音楽」
さらに、音楽や楽器の音を実際に聴けるQRコードが各所に設けられているため、視覚と聴覚の両方で楽しむことができます。
著者のご紹介
著者の上野哲生氏は、1953年生まれで国立音楽大学作曲科を卒業しました。彼は古楽集団の一員としても活動をしており、数多くの作詞・作曲を手掛けています。その幅広い知識と経験が生かされ、子供から大人まで楽しめる構成になっています。
まとめ
この新刊は、和の音楽に対する理解を深めたい人々にとって、教科書としても使える一冊です。また、子供たちが伝統文化に触れる良い機会ともなり、次世代へと受け継いでいくための一助となるでしょう。和音楽の世界を、ぜひともこの本で楽しんでみてください。