野村不動産が物流施設に太陽光発電カーポートを設置し、サステナビリティを強化

野村不動産が物流施設におけるサステナビリティの推進

野村不動産プライベート投資法人（以下、NPR）は、持続可能な社会の実現に向けた取り組みとして、自社が所有する物流施設「Landport厚木金田」に太陽光発電一体型カーポートを設置しました。このカーポートは、利用者の利便性を向上させながら、環境への影響を軽減することを目的としています。

サステナビリティの重要性

NPRは2050年までに温室効果ガス（GHG）排出量をネットゼロにするという目標を掲げており、これに向けて様々な再生可能エネルギーの導入を進めています。今回のカーポート設置は、再生可能エネルギーの一環として、オンサイトでの電力生成を可能にするものであり、エネルギーコストの低減や環境負荷の軽減を図るものです。

カーポートの設置理由

「Landport厚木金田」は郊外に位置しており、広い敷地と日光を有効に活用できるため、太陽光発電に適しています。新設したソーラーカーポートから発電された電力は、施設内で使用され、自家消費としても利用されます。これにより、電力の調達に伴う価格変動リスクを軽減し、より安定的なエネルギー供給が実現します。

さらに、ソーラーカーポートは駐車場の利用者にとってもメリットがあります。屋根が付いているため、夏の日差しや雨から車両を守ることができるため、従業員やテナントの快適性が向上します。また、停電時には非常用電源としても利用できるため、施設全体の安全性も向上します。

サステナビリティへの取り組み

NPRは、2022年10月に「再エネ100宣言 RE Action」に加入し、2023年3月には国内私募REITとして初のSME版SBTネットゼロ認定を獲得しました。これらの取り組みを通じて、温暖化の影響を緩和し、脱炭素社会の実現に向けた具体的な行動をとっています。

また、野村不動産グループ全体がサステナビリティポリシーに基づいて、不動産投資運用業務において環境性能の向上にも取り組んでいます。詳細については、野村不動産の公式サイトにて確認できます。

未来に向けて

今回のカーポート設置は、NPRの投資戦略の一環であり、持続可能な豊かさの実現に向けた重要なステップです。今後、NPRはさらなるサステナビリティ推進に向けた施策を講じ、環境に優しい社会づくりに貢献していくことでしょう。私たち一人一人が意識を高め、行動を変えることで、未来の世代に豊かな地球を引き継いでいくことが求められています。これからの取り組みに期待が寄せられます。