DiDiとエムケイグループの新たな提携
このたび、DiDiモビリティジャパン株式会社は、エムケイ西日本グループおよび名古屋エムケイ株式会社と提携し、関西・九州・沖縄・中部エリアで新たにタクシー配車サービス「DiDi」の提供を開始することが発表されました。この提携により、約550台のタクシー車両がディディのサービス対象として展開され、質の高い接客サービスと多言語対応を提供することで、訪日観光客を含む様々なお客様に快適な移動体験が提供される予定です。
稼働開始日
エムケイグループと名古屋エムケイのサービス開始日程は以下の通りです。
- - 名古屋エムケイ: 2025年5月19日(88台)
- - エムケイ西日本グループ: 2025年6月5日(466台)
ディディの代表コメント
DiDiモビリティジャパンの代表取締役社長、和久山大輔氏は「観光需要や日常の移動ニーズが高まっている中で、タクシー供給体制の強化が不可欠」とし、「エムケイグループとの提携を通じて、より質の高い移動体験が提供できることを嬉しく思います」とコメントしています。また、ディディのテクノロジーとエムケイグループの高品質なサービスを組み合わせることで、安心で快適な移動を提供し、地域交通の価値向上に貢献する意向を明かしました。
エムケイ西日本グループの戦略
エムケイ西日本グループを統括する青木義明氏は「ディディとの提携により、大阪や神戸、福岡、沖縄といった主要都市のサービス提供体制が整い、より多くのお客様にエムケイのサービスをご利用いただけることを大変嬉しく思います」と述べ、快適で上質な移動サービスの全体像を紹介しました。
その中でも、特に空港送迎サービスにおいて、ワンタッチで高品質な車両を予約できる仕組みが強調されています。訪日観光客にとっては、到着瞬間から快適な旅が始まりますし、地元の人々にとっても日常の移動が進化することが期待されています。
名古屋エムケイからの期待
名古屋エムケイの社長、神谷文武氏はこの提携について「名古屋におけるタクシーの利便性と快適性の向上を非常に嬉しく思っております」とし、ハイグレード車両を使用した接客の重点や、空港定額サービスなど多様なニーズに応える姿勢を示しました。ディディとの連携によって、スマートフォンひとつで高品質なサービスが利用可能になるため、多方面での利便性が向上します。加えて、地域に根ざした事業者としても、ゼロエミッション車の導入とユニバーサルサービスの強化を進める考えです。
エムケイグループの展望
エムケイグループは、全国9都市で運行されているMKタクシーを中核に持ち、質の高い接客サービスで多くの評価を集めています。今後は、ディディとの提携により、地域の移動インフラを支える役割を強化しつつ、“地域交通の未来”を切り拓くための努力を続けていく意向です。
まとめ
DiDiとエムケイグループの提携は、地域交通の向上とともに、観光客にとっても嬉しいニュースとなります。これにより、快適で便利な移動手段が提供され、より多くの人々がその恩恵を受けられることでしょう。