新たな伝統工芸展
2026-01-22 15:12:30

九州・福岡での伝統工芸の新しい可能性を探る展示会開催

九州・福岡で新しい伝統工芸の展望を示す



2026年2月17日から23日まで、福岡市中央区にあるワン・フクオカ・ビルディングで「CRAFT DESIGN MEETS KYUSYU-暮らしを彩る伝統工芸-」という展示会が開催されます。このイベントは、伝統工芸の継承と発展を目指す「Bank of Craft」プロジェクトの一環で、伝統工芸の価値を現代の生活に適応させる試みです。

伝統工芸の現状と問題点



近年、日本の伝統工芸は市場縮小や後継者不足という困難な状況に直面しています。1998年には約2,800億円あった生産額は、2020年には約870億円まで減少し、従事者数も半数の5万4,000人まで落ち込んでいます。その原因のひとつは、「高価で特別なもの」とされ、また「日常生活で使いづらい」との印象が強いため、一般の人々が選びにくいことにあります。

Bank of Craftの取り組み



「Bank of Craft」は、これらの課題を克服しようと立ち上がりました。このプロジェクトは、伝統工芸の持つ卓越した技術と日本の美意識を次世代へと引き継ぎつつ、現代のライフスタイルに合った形で再構築することを目標としています。そのため、展示会では伝統工芸を日常的に使用できる商品として提案し、訪れた人々がその価値を身近に感じることができるように工夫されています。

今回の展示会は、2024年11月に行われた「CRAFT DESIGN MEETS FUKUOKA 織・絣」の続編として位置付けられ、初めて九州7県からの参加が期待されています。それぞれの県を代表する伝統工芸事業者と、現代のデザイナーやアーティストが共に創作した作品が揃います。

体験型展示とワークショップ



会場には、リビングやダイニング、寝室などの生活空間が再現され、実際の生活シーンの中で工芸品を体感できる設計となっています。来場者は、どのように自分の暮らしに取り入れるか自然に考えることができるでしょう。また、販売される作品は日常的に使いやすい価格帯に設定されています。

さらに、前回の展示会で好評を得た共創作品をデザインしたボトルラベルのお酒も販売され、参加者は味わいながら伝統工芸の魅力を感じることができます。展示会には多様なワークショップも用意されており、参加者は直接伝統工芸を体験する機会を得ることができます。

また、展示作品や九州の伝統工芸に関する解説を行う対話型AI案内係も登場予定です。

継承の危機と未来への希望



展示会への参加を決めた一人の事業者は、400年の歴史を持つ宮崎県の小松原焼の15代目で、71歳の方です。彼は「後継者が決まらず、自分の代で継承が絶えるかもしれない」という危機感を抱いています。しかし、展示会に参加することで、伝統工芸の重要性を広め、次世代につなげる一助となることを期待しています。

「Bank of Craft」は、今後も日本各地の伝統工芸の継承と発展をサポートし続ける活動を行っていく予定です。本展示会の詳細や参加者、作品については後日改めて発表される予定です。

開催情報


  • - 開催期間: 2026年2月17日(火)~2月23日(月・祝)
  • - 開催場所: ワン・フクオカ・ビルディング(福岡市中央区天神一丁目11番1号)
  • - 主催: 株式会社J&J事業創造

詳しい情報は公式ウェブサイトやSNSでの発表をお待ちください。

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