2月8日(土)12:30から、埼玉県杉戸町にて「食糧支援×地域のチカラ」というテーマで、「フードバンクセミナー2025」が行われます。このイベントは第12回協働型災害訓練の一環であり、非常食の試食と地域社会での食糧支援についての情報が提供されます。
昨今のコロナ禍により、社会の二極化が進行し、生活支援を必要とされる人々が増える中、食糧支援の重要性がますます高まっています。フードバンクやフードパントリー、子ども食堂など、多様な食糧支援の形が存在し、日常的な支援体制は非常時にも利用可能です。実際、昨年の令和6年能登半島地震においても、迅速に物資が被災地へ届けられました。
今回のセミナーでは、特定非営利活動法人フードバンク埼玉の永田信雄理事が最新の食糧支援状況や、令和6年能登半島地震に対する支援活動について講演します。また、食事の時間を利用して非常用備蓄食品の試食も行えますので、参加者は実際に備えられた食品を体験することができます。
さらに、今回の協働型災害訓練のテーマは「地域のチカラ×学生のチカラ〜防災×ゲーミフィケーション〜」です。災害発生時、行政や関係機関が動き出すまでにはタイムラグが生じます。そのため、現場で即座に行動できる地域の力と学生の力が非常に重要です。防災に関連する様々なテクノロジーを活用し、ボーダーレスな支援をどのように行うべきか、参加者と共に考えることが目的です。
このセミナーは地域の防災意識を高める学びの機会となります。多様なバックグラウンドを持つ参加者が集い、知識を共有し合うことで、より強固な地域支援体制へとつなげていきたいと考えています。皆さまの参加を心よりお待ちしております。
講師紹介として、永田信雄氏はマネジメントや支援活動の専門家であり、東日本大震災の経験を活かしてフードバンクの活動に携わっています。彼の知識と経験は今回のセミナーにも大いに役立つことでしょう。また、セミナーの参加費は、会場参加が3000円(税込)、2日間の会場参加券は5000円(税込)、オンライン参加は4800円(税込)と、参加者のニーズに応じた柔軟な選択肢を用意しています。
詳細な情報や申し込みは協働型災害訓練オフィシャルサイトやPeatix特設ページからご確認ください。