和紙封筒BambooLetter
2025-02-04 09:02:33

放置竹林を生かした和紙の封筒「BambooLetter」クラファン始動!

BambooLetterプロジェクトの発表



おかえり株式会社は、新たなプロジェクト「BambooLetter」を発表しました。このプロジェクトは、日本国内に存在する放置竹林を有効活用し、和紙の封筒を制作することを目的としています。長野県と山梨県の竹を使用し、岐阜の美濃和紙メーカーとの協力のもとで製作されるこの取り組みは、環境への配慮と持続可能な社会への貢献を目指しています。

プロジェクトの背景



日本全国には多くの竹林がありますが、多くの竹林が放置され、その結果さまざまな問題を引き起こしています。放置された竹は隣接する森林に悪影響を及ぼしたり、土砂災害を引き起こす引き金にもなります。しかし、近年では放置竹林の管理とリサイクルの重要性が認識され、新たな解決策が模索されています。

おかえり株式会社は、2021年から竹を利用したトイレットペーパーの事業を展開し、竹の新しい利用法を考えてきました。デジタル化が進む現代においても、封筒というアナログなアイテムに着目し、新たな製品を開発することに至りました。

BambooLetterの詳細



BambooLetterでは、封筒とポチ袋の2種類のプロダクトを提供します。封筒は標準的な長3サイズで、デザインには「竹柄」と「無地」の2種類を用意。ポチ袋は「竹結び」「竹柄」「竹パターン」の3種類が展開されます。これにより、竹のデザインを活かした商品が手に入るのです。

特徴とメリット



このプロジェクトにはいくつかの魅力があります。

1. 生活者の声を活用した商品開発
過去に竹のトイレットペーパーを使用した人たちにアンケートを実施し、その意見を商品設計に活かしています。これにより、消費者のニーズに応えた商品が生まれました。

2. アップサイクルの実現
放置竹林と美濃和紙工場で出る廃棄物を活用し、紙の資源を最大限に利用します。無駄を省き、環境に配慮した製品が実現します。

3. 持続可能な梱包方法
クラウドファンディングのリターンでは、梱包材としても竹を活用します。一般的なビニール袋を使用せず、環境に優しい梱包方法を採用しています。

クラウドファンディングの概要



プロジェクトは2025年2月4日から3月16日まで、クラウドファンディングサービス「For Good」にて行われます。リターンには、封筒やポチ袋だけでなく、地域の竹活動を行うプロダクトも用意され、さまざまな体験が楽しめます。

応援メッセージ



講演者たちからも温かい応援が寄せられています。鎌倉竹部の樋口さんは、廃棄されている竹を見つめ、暮らしとの結びつきを強調し、この取り組みが地域との関係を深める起点となることを願っています。また、丸重製紙協同組合の辻さんは、このプロジェクトが環境に優しい紙の未来を切り拓くと述べています。

おかえり株式会社について



おかえり株式会社は2020年に設立され、「循環を、つくろう。」というビジョンを掲げ、サステナブルな製品やサービスの開発に取り組んでいます。2021年には竹のトイレットペーパーの定期便を開始し、環境意識が高まる中、今後も革新的な事業展開が期待されています。

この「BambooLetter」プロジェクトは、自然や生活、地域のつながりを深めるための大きな一歩といえるでしょう。これからの進展に、ぜひご注目ください!


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会社情報

会社名
おかえり株式会社
住所
神奈川県鎌倉市材木座2丁目1番17号
電話番号

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